プロレスを追いかけて。
24時間勤務終了。
朝の9時30分。
今日は楽しみだった、ひらがなまっする大阪公演。
昼夜公演。
昼も見たいが、淡路島からなら絶対に開始時間に間に合わない。
何て田舎なんだ。
夜にすべてを賭ける。
帰宅して、すぐに仮眠。
14時30分にバスで神戸・三宮へ。
そこから電車で大阪へ。
森ノ宮へ。
懐かしいなぁ。
15年ぐらい前に、青木真也選手の応援にプロ柔術を観に行った。
メインイベントで勝った青木選手が「次はお前だ!」って言ったんですよね。
かっこよかった。
黄昏るのは、これぐらいで。
17時前には会場へ。
良い会場です。
ひらがなまっする東京公演はレッスル・ユニバースさんで見ているけど、改めて生観戦で観ると最高におもしろかった。
ひらがなまっするで衝撃だったのは、青木選手が負けた事。
負けたと書いてもいいのかわからないが、フォール負けした。
芸人のみなみかわさんに負けたのが衝撃だったが、キーロックをかけられてからの丸め込み。
みなみかわさんは必死にロープに足をかけて反則をしてまでも『勝ちたい』という欲が見えた。
体重を必死に乗せて。
そこで納得できた。
負けは悔しいけど、青木選手はすごいな!と感心させられた。
漫才は、てのりタイホーさんがバツグンにおもしろかったけど、僕のインパクトは審査委員長の竹下選手のお母様だった。
ラップバトルには、感情が動かされた。
最後は大爆笑の連続。
アントーニオ本多選手の大暴走で、マスクしていても大声だして笑った。
「おじいちゃん!」って何度聞いただろうか。
ライブって良いなぁ。
と、思えた時だった。
終演後、必殺技男子のサイン会もあったが、淡路島に帰る最終バスに間に合わす為に、すぐに出て行った。
帰り道、DDTさんのバスが見えた。
僕には、サザンオールスターズの旅姿六人衆が聞こえてくるようだった。
次の日からも仕事が続く。
24時間勤務、連勤。
僕は3月に見たい試合があった。
DDTさん後楽園ホール大会。
タッグながら、青木選手と力選手の遭遇。
見たい!
でもシフトが動けない。
休めない。
もう諦めていた時に、柔道の古賀さんが亡くなられたとのニュースを知る。
ショックだった。
有名な柔道家だからじゃない。
まだ53歳。
僕と殆ど年齢が変わらない。
(いつか死ぬんだ、後悔しちゃいけない)
なんとしてでも行こう!
強引ながら、シフトを交代してもらって、東京に向かう事にした。
この試合の為に。
青木真也選手の応援の為に。
着いた次の日はアイスリボンさんを観戦。
メインは良い試合でした。
ハードコア戦をされていた鈴季選手は、確かプロレス代理戦争の時の第一試合でデビュー戦だったと思う。
すごく感触深かった。
嬉しかった。
そしてDDTさんの試合。
力選手の存在感が爆発した。
だが青木選手は力選手に格の違いを見せつけた。
シビれた。
大きなのササダンゴマシーン選手から、これまた大きな納谷選手がバックドロップ一発でフォール勝ちしたのは最高だった。
でも、来てよかったのは、今大会はすべてが良かった事だ。
第1試合から、メインまで一気に駆け抜けた感。
竹下幸之介選手の『強さ』が見えた。
負けて悔しかったが、樋口選手が良かった。
僕は大満足だった。
次の日、早朝に帰宅して、仕事。
東京は羨ましい。
毎日の様にプロレスしてるから。
でも、僕は淡路島に住んでるんだ。
しょうがない。
約15年以上、淡路島にプロレスは来ていない。
ならば僕が行く。
後悔の無い様に。
プロレス漬けの二週間。
僕は今、勤務中。
プロレスからエナジーをいただいている。
いただいた。
だから、頑張れているのだ。
明日から四月。
四月の風を感じながら、僕は新たに頑張ると誓ったのだった。
また、プロレス観たいから。
大好きな選手を応援したいから。
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