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スタンフォード監獄実験の映画で英語学習

最近スタンフォード監獄実験の映画を見たのでその感想を書いていこうと思います。実験内容を簡単にまとめるとスタンフォードの大学内を模擬監獄をつくり、生徒にそれぞれ看守と囚人役を無作為に分けます。そこで立場や環境が人にどのような影響があるかといった事例を調べる実験ですね。YouTube等に解説動画が上がっていますので気になる方はぜひ見てみてください。映画の内容について触れるよりかは学習教材的な観点で触れていこうと思います。


1.物語が進むにつれて口調が変わっていく人物たち

物語の序盤は集められた学生はスタンフォード生であり特に特別変わったことはありません。彼らが看守と囚人に分かれて実験に参加するにつれ口調がだんだんと学生が使う普遍的でカジュアルな言い回しから変化をしていきます。看守の口調はより乱暴で荒い言い回しが増えてきて、囚人はより言葉を選ぶようになり口数が減っていきます。collectional officerと呼ばれるのが好まれているのは実際にもそうらしくguardではないようです。ここらあたりの言い回しは非常に細かいですが面白いところです。実際に記事もあります。

2.実験を説明するときの話し方

教授が実験の概要や趣旨を説明するときの話し方が勉強になると感じました。よりゆっくりと簡単な語句で他者に説明しておりこれは実際に「自分の意見」や「一般化されていない理論」などを話すときに有用なのではないかと思いました。留学で考えると自国の文化や慣習を説明や紹介したい時などにこういった話し方は重要になってくると思います。大学の授業だとスピーチの授業もあったりするので参考になると思います。

3.聞き取りやすく理解がしやすい英語

舞台は70年代で少し昔ではありますが登場人物の話す英語は非常に聞き取りやすく実際に使われているようなものが多いと感じました。あくまで学生や学校というのが舞台であると実感します。MarvelやSFなどを見ているとなかなか理解しにくい言い回しや単語が出てくることもあるかと思いますが、この映画はそういった事はあまりなかったです。また教授の着用しているシャツがシャークカラーで当時のファッションを表しているのも細かいですがポイントです。また模擬監獄のの部屋にDo not distrubなどの看板が残されていてあくまでの模擬という事が各所に再現されています。時期も夏休み中に行われたということで季節感も今にぴったりです。

最後に

本日はスタンフォード監獄実験の映画を紹介しました。内容の是非はおいておいて結構聞き取りやすい英語だったと思います。映画を見た後で色々と気になって論文を探したりしていました。概要が簡潔にまとまっているものがあったので張っておきます。

問題点などもまとめらています。
本日も読んでくださった方ありがとうございました。

Citation
 Stanford Prison Experiment: Zimbardo’s Famous Study https://www.simplypsychology.org/zimbardo.html

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