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蜷川実花さんも愛したフィルム「AGFA ULTRA100」レビュー。

こんにちは、Hironといいます。
オールドレンズやフィルムカメラの紹介をしているOverland25というブログを運営しています。

今回は、廃盤フィルムのAGFA ULTRA100の作例を紹介します。
このフィルムはネガフィルムとは思えないほどの発色の良さで、写真家の蜷川実花さんも好んで使っていたこともあり、ある意味、伝説的なフィルムになっています。

※こちらは下記Youtubeのテキスト版になります。

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蜷川実花さんとAGFA ULTRA100のこと

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AGFA ULTRA100は、もともとベルギーのアグファ・ゲバルト社のフィルムでしたが、その後、2004年に写真部門を売りだされたもののすぐに破産したりで、2005年に廃盤。生産終了しました。

このフィルムが有名なのは、蜷川実花さんがかつて使っていて、あの発色の鮮やかな写真のイメージがあるからというのが大きいと思います。
廃盤がきまったときに、蜷川さんはたくさんストックしたという話を聞きいたことがあります。

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僕も、2000年代の初めに蜷川実花さんの写真を見たときは、衝撃的でした。
写真の発色もそうですが、とくにこんな撮影の仕方があるんだという驚きでした。
今では、Instagramでいろんな撮り方の写真が見られるので、それほど目新しくは感じないかもですが、被写体を模様として撮っているように見えて、写真に興味を持ったばかりの自分には新しかったです。

画像は蜷川実花さんの公式サイトのもので、フィルムのようですがデジタルかもしれません。AGFA ULTRA100の作例というわけではありませんのでご了承ください。

≫ 蜷川実花さんの公式サイト

撮影に使ったフィルム一眼レフPENTAX MXの紹介

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今回、AGFA ULTRA100フィルムの撮影に使ったカメラは、一眼レフのPENTAX MXです。一眼レフなんですが、コンパクトなのが気に入っています。

機械式のフルマニュアル機なので、電池なしでも使えます。露出計を使う場合にだけ電池が必要です。
このモデルの後に出た、露出がオートPENTAX MEや、それにマニュアル機能も付いたPENTAX ME superもおすすめです!

PENTAX ME superはNETFLIXの人気海外ドラマ「ストレンジャーシングス」でも使われていましたよ。

2019年の春の桜をAGFA ULTRA100フィルムで撮影

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撮影は桜のシーズンに使いたいと思い、2019年の春に吹上の元荒川で撮影しました。ポートレート撮影をさせてもらいました。

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有効期限が2007年なので、その影響はあるでしょうか。また、お花見の季節は、思ったよりも天気が曇りがちで難しいですね。

とはいっても、この緑の色の出方は、他のフィルムではないと思いました。ちょっとわざとらしいくらいの緑がでています。

僕のストックがあまりないので大事にし過ぎてしまって使えてないですが、また改めて、菜の花畑とか、新緑の夏とか、カラフルなシーンで使ってみたいと思います。

AGFA ULTRA100レビュー - おわりに

というわけで、今回はある意味伝説的になっている廃盤ネガフィルムのAGFA ULTRA100を紹介しました。
ISO100フィルムなら、期限切れでもけっこう写りますので、ヤフオクとかメルカリで見つけたらぜひ買って試してみてください。

同じときに、8ミリフィルムでも撮影していますので、良かったら合わせてご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。良かったらブログも覗いてみてください。

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