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散文

世の中は逃れられない事で溢れている。そんなふうに思う。思うのは勝手だけどそんな感覚にのまれると同時にそれって自分の問題なんじゃないかなんて考えからも逃れられない。
自分のことは極力話したくない。だけど今日まさにそんなことで一日を台無しにしたよ。感想でいうとそんなところ。
過去は変えられないなんてのも知らないよ。捉え方次第で変えられるかもしれないんだから。僕の考えはどこにも向かわないし辿り着かない。同じところをぐるぐるする衛星。地球は気持ち。

それこそこの頃、自分の考えを持ちたいと切に願ってるんだけれど、それもどこから湧いた気持ちなのかも忘れちゃったし、なんなら日常で感情すら忘れている。

くそくらえ

本心からか分かんないけど、そんなこと今感じてるよ切実に。靴が生まれつき片方ないようなそんな気持ち。生まれつきない人もいるよ靴。ただ言いたいのは靴がしっかり揃ってるよってポーズをしてこなきゃ生きてこれなかった人生だってこと。こういう場合、同じ境遇の人とは友達にはなれないし、何しろ僕が望んでないってのが一番絶望的なのかもしれない。同じ痛みって分け合えないんだと思う結局のところ。痛みっていうか苦悩っていうほうが正しいのかもしれないけど。

あと、今日気になった事を一つ挙げるとそれは失うなんてこと。喪失とか失恋とか挙げればキリがないんだけど、つまりそんなこれそれについて。人生の豊かさが享受できなくなった途端に苦しいのはわかるし経験がある。ただそれが失恋だとすると、また恋をするときには同じ感情を取り戻す事なんだろうかって考えてしまうんですよ。それが全く同じなら文句はないけどそれって偶然がすぎるんじゃないかって。恋/恋'/恋"であって欲しい。僕個人の感想としては。もし全く同じものなんだとしたら、そうだとしたらそれは過去の自分の一部を切り捨てなきゃいけないような気がしてしまう。ベストな自分を失ってしまう。

取り急ぎしなきゃいけないのは、自分が塗り替え可能である事を知らなきゃいけない。なんせ世の中からあぶれてしまうのが心底怖い。

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