見出し画像

去年の抱負を思い出す

あけましておめでとうございます
今日は本当に寒くて東京でも雪が降っていたくらいですよ。
僕は風も強くて家から出られませんでしたが、高3の妹は朝から大学入学共通テストなるものを受けに朝からせこせこしておりました。

妹にとって今日は人生の節目になったのかな~なんて想いを巡らせればなおさら今日一日の自分の自堕落さが憎くなってくる。

できれば毎年が節目みたいなキョーレツな一年を送りたいと思うものだけれど、なかなかそれに耐えうる心身を持ち合わせていないのがもどかしい。

決めつけから入ってしまったけれど
そもそも私って何だろう
酔っぱらっている状態が本性なら私は陽気で
独りでいるときに本性が出るなら悲観的な奴だ
家族の前ではさっぱりしたやつで
年上の人がいればかわいいやつになる
我ながら何だコイツって感じです。

ただ私は去年うつだと診断された。

人間不信になった。

電車に乗ってるとなんだか涙が止まらなくなった。ぼんやり死にたいと自分の事を考えていたと思えば、ただそこにいる何事もない日常の風景に絶望した。正常なものを見ればますます自分が不良品のように思えた。一度そうなれば自分は正常なものではないと外部の情報が絶えず私を規定するようになる。

苦しかった。

病院に行った後だが母親にも相談した。
あんまり相談とかはしないタイプだったけどこればっかりは頼らざる負えなかったし、でないと蒸発してしまいそうだった。
打ち明けると母はかなしさ半分、困惑半分といった感じだった。すぐに薬の服用について疑った。僕は当時、本当に何かにしがみついていないと生きていけなかったから当然に服用された薬は飲むつもりだった。それも伝えた。
するとお母さんは一変したように血相を変えて“お母さんは認めないよ”と言うだけだった。お母さんは子供をなにか成型可能な対象であると思っている節がある。すぐに型にはめたがり例外は認めない。薬は嫌いだし、最近でいうと家ではワクチンが認められなかった。
僕がうつである事すら認めたくなかったんだろうと思う。

こうして家にですら居場所がないことに気づいた。

身の回りに大切にしたいものはなかったし、未来に希望は持てなかった。新年の抱負なんてなおさら持つ余裕がなかった。

それから一年経ったいま
交友関係も変わらなければ死にたい気持ちも無くならない。
ただ本はめちゃくちゃ好きになった。
いつか本紹介もしたいなとか。
気が向いたらですが

今年の抱負では一日一日を大切にしていきたいとそう思ってます。早速インポートのセレクトショップで日記手帳を買いそろえました。
カタチから入るの大事です案外。

一日づつ自分を受け入れなきゃね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?