ヤンキーがファンタジーとなる
私のヤンキー漫画のスタートは「ビーバップハイスクール」だったと思う。それ以降、特にハマることもなくここにきて言わずもがなの「東京リベンジャーズ」だ。
キムタクの娘が「こういう人達ってほんとにいたの?」と聞くぐらいヤンキーはリアルではなく、学生じゃないから見ないのかと思っていたが所謂ヤンキーはダサいしかっこ悪い存在でほぼ絶滅危惧種らしい。
私は学生の頃は学校にも街にも道路にも存在していたw そう言えば夏の道路に鳴り響いていたパラリラパラリラも静かだ。少子化のせいかと思っていたら絶滅危惧種なのねww
じゃぁなぜ「東京リベンジャーズ」が流行るかといえば、弱い主人公が何度もやられて負けるがそのたびに立ち上がっていく、そして仲間を思う強い気持ちという、少年漫画の王道中の王道路線に人は惹かれていくからのようだ。
ウケにウケてはいるが実際に見ることのないヤンキーは、やファンタジーの存在として降臨。ファンタジーって妖精とか魔法とかハリーポッターとかそのあたりと同等レベルってことに驚きつつも私はとっても面白い現象だなと感じた。
30年前は怖かったヤンキーも今はファンタジーで、ヤンキーの聖服だった特攻服も卒業式や成人式、押し活用のコスプレ衣装として、コスプレイヤーのコスプレとして存在する現在、特攻服も変化を受け入れて生存しているのだなあと、着たこともないくせに感慨深い。
面白いから特攻服をネットで検索すると、特攻服に刺しゅうする文言事例がいくつも出てきた。
河川敷やら荒れた学校の壁に描かれてあった『夜露死苦』なんて文字などでてきやしないww
そもそもその4文字熟語はダサさの極みに君臨する始末。
”生んでくれてありがとう”
”ママありがとう”
感謝を特攻服に。いいではないか。ますます着てみたい。
が、1着20万円ほど。お高いのねぇ。。。。