面白いとはなにか?
歳をとれば取るほど
「面白い」ことは減っていく。
経験を重ねるほど、その人にとって「新しい」ものが減っていくことは必然であり、不可避だからだ。
「それはもう知っている」「試したことがある」という境地に達してしまう。
子供は無知であるから知らないことが周囲にたくさんある。
それを知ることが面白い。
おそらく知識を得ることで自身が有利になれる予感があるため
知らないよりも知ることは有利で、他者との競争にも勝てるし、自身の将来の可能性を広げるだろう。
つまり好奇心とは自分が成長するイメージを伴うものだ。
大人になって可笑しさのベテランになるほど
簡単に笑わなくなる。若者ほど大笑いするのは経験したことのない面白さのためであり、初めてのものには免疫が出来ていないからだ
別に笑うことは恥ずかしいことでもないのに、何故かそう言った免疫を自然に作ってしまうのは、笑うことは「弛緩」であるためだろう。
緊張の反対の状態は自然界では無防備で危険な状況である。
笑うことで好きが出来て攻撃を受けやすくなる。だから笑わないように防御をするように出来ているのではないか?
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