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小売業で給料を上げるには

私は小売業に勤務している。小売業とは、人とひととのつながりで運営していき、お客様の感謝の量が利益だといえる。一番ではないが、働きやすい環境、職場管理がしやすい業種なのではないかと感じる。しかし、給料に関しては、ほかの業種と比べて相対的に低く生涯年収も低くなり安い。
今の会社では年間で1万円以上の昇給と昇進がしやすい環境にあることが恵まれていると思う。一般的な平均年収が500万円くらいである。そこを鑑みてもいい会社だと思う。ここで人件費にどう振り向けばならないかを数値的論拠を述べながら説明する。

労働分配率は36%~38%

人件費は一番の大きな比率になりやすい項目である。会社の売り上げに対しての比率である。ほかの項目では、不動産分配率や水道光熱費などがある。
だいたい36%に抑えることで会社への現金がたまることになり新規出店につながる。ここを理解することが新たな人件費の向上や水道光熱費が急に上がった際にカバーをすることができる。今の日本では、水道光熱費が上がっていく傾向があり、これからも上がる傾向になる。もうデフレからインフレにつながっておりいままでの考えで行おうとすると痛い目を見る可能性があるためここを見極めていく。

常に売り上げを意識すること

まずは、売上を伸ばすことが重要である。販管費も率である。不動産分配も率である。当たり前だが売り上げのパイを増やせばその分の率も上がっていく。勉強している経営者であればこのような内容はわかっている。販管費も率だ、不動産も人件費も率で表現する。そうすることで、次への投資ができ新たな道筋へとつながるのである。ここを勘違いしてまず給料あげろと叫んでもすぐには上げれないよと言われるのである。まず、あげろと単純に言うのではなく、理論的な数値を根拠に説明することで相手方も納得してもらうことができる。結局は人と人なの論破なんてありえないわけである。