見出し画像

クライマックス感、薄くないか?

物語には終わりが来る。

どんな小説も、漫画も、映画もアニメも全部。

それは当たり前だ、とても悲しいが。

ところで、物語の終盤には大抵見せ場、「クライマックス」がある。

そこで強敵と戦ったり、世界の真実が明らかになったりするわけだ。

だが「クライマックスの認識」が薄い、僕のような人間も一定数いるのではないか。

要は、この物語が終わるという実感が無いのだ。

漫画で例える。

敵撃破

大きな戦いが終わったなー
次は何をするんだろう?

ページ ペラッ

『本当に今まで有り難うございました
 駆け抜けた5年間でした』

あ、終わった

なんか終わったわ、物語

こんな感じだ

でも、でも物語の登場人物達はまだ生きている

僕らが知らないだけで、彼らの人生は続いているのだ。

それを認識出来ていないだけ、そう考えれば我々にとっての「クライマックス」も、登場人物にとっては暮らしの中1ページに過ぎないのかもしれない。





好きな漫画が終わるの悲しいよね



この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,315件

#今こんな気分

75,204件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?