【散文詩】事後的評価こそ真価なり

土曜の昼下り

背中合わせの体育座りを

吾は支持するものである。

膝を抱えて

ニコイチの気脈に

愉楽を刺し貫く快楽。

夕立に駆け出す

部屋干しの安全性を一顧だにせぬ

清々しさと潔さに

間然とするところ微塵もなし

吾の缺陥に凹凸の嵌まる邂逅に深謝。