約束の賞味期限

後生大事に胸のうちに刻み込む

永遠なんて社交辞令

端から信じていたわけではない

当たり前のこと

賭けるのは人生なんて

嘘もいいとこ

履行を迫れば

どこぞへ隔離される 

泣き叫ぶ声と

怨嗟の怒号が調和する素敵な処

末期から眺める人生を

理想的なライフスタイル

内奥にもうひとりの自分

生きることの二重性は

今時の初期値