モノローグ

独白は死後

語り手は

もうひとりの自分

死んだ自分を

見下ろす自分

自己表現は

死の

予習

文章で

魂を想定する

ぼくにとっての

擬死

もうひとりの

自分は

scattered brain

自己を操作できない

自意識の強靭さは

拷問でも自白しない

自白できる内面は存在しないから

内面は

見ると

見られるの

視差