【詩】須らく生命を直視すべし

奇声をあげる

痛みは許容範囲を逸脱し

脳が死を選択した

拷問は苛烈を極めた

阿鼻叫喚の地獄絵図は

徐々に静寂を取り戻す

確実にやってくる死に対し

感覚器官を遮断する

痛覚を殺し更には

身体死の前に死ぬ

それは誰なのか

「神即自然」若しくは「超自我」