【虚構】文学というものは戯れ

◎語学が特異なきみの背中に二人羽織でのっかって、好きでも一心同体になれないことを噛みしめた。

◎いつも一緒にいるから悔しいことばかり毎日毎夜繰り返す。

◎孤独だとか独りぼっちだとかで流す血液は何型ですか。血文字で書かないで。

◎才能とか個性とかありのままとかに縋って夢みるきみは烏合の衆だって知ってる。嫌味な自虐ネタ。

◎偏差値の意味も知らないから73点と馬鹿にするのが冗談ではなかったと知ってかなり心配ではある。

◎数学は仕事に役立たないときみの友だちがいってたが勉強のできる人が嘘つきなのは知っているので信じない。

◎多様性は個性の抑圧だといわれてもひねくれているとしか思えない。いつでも説明不足なのがきみの短所だとブチ切れてみた。

◎好きだといわれたことも、いったこともない。そんな感情なさそうだし、気持ちは言葉ではなく態度で示すのが持論なのでしょう。

◎IQなど以下でも以上でも絶対値でみればイカれた度合いにしかならんて。

◎恥ずかしいのは思い出を語ること。おとなは恥を避ける方途を身につけること。つまりかなり恥知らずな人生なのです。

◎自分語りの巧みさに狡さを目撃するにつけ、問いに対する答えがシドロモドロなのは何故なのか。突っ込みに無防備なのが哀しい。理想は攻守が同じ感じ。