日本語で文章を書いていると、
読点を何処に打つか、
先ず打つべきか打たざるべきか、
悩むことが多々ある。
英語等では、
特にこんな事態は起こらないのだが。
調べてみると、
読点の置く位置には一応のルールがあるらしいが、
やはり、
それも全日本語文を網羅するような規則ではない。
また、
人の文章を読む場合でも、
その用法には実に個性が表れるものである。
私は、
脳内で書く文を暗唱して、
間を取る場所に読点を打つようにしているのだが、
そう考えると、
日本語は実に書き言葉にもリズムを重視するところがあるように思われてくる。
思えば、
川柳や俳句等、
日本伝統の詩にも、
五七五といったリズムの規則が定められているのである。
日本語が、
書き言葉においても常にリズムを伴うのだとすれば、
日本人にとって、
言葉と音楽とは、
いつも同時にあるものなのかもしれない。
音楽的な言語。
【日日是考日 2020/11/21 #039 】
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