応募紹介(1)　離れることも愛

第３回應武茉里依奨学金への応募の際に「名前含めて公開OK」もしくは「匿名でなら公開OK」を選択してくださった方の応募書類と私のメッセージを公開していきます。

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はじめまして　應武茉里依です。
奨学金への応募、ありがとうございます。

連絡が遅くなってしまい申し訳ございません。
（4月25日ははたして 4月中旬に含まれるのでしょうか　笑）

まずは、こうしてお会いしたことのない
あなたと縁がうまれたこと、とても嬉しく思います。

結論からお伝えいたしますね。
ぜひ あなたに 第３回應武茉里依奨学生に
なってもらいたいと考えています。

冒頭の４行、苦しい気持ちになりました。
いかに自分が大変な環境で育ったか、
そんな文章が続くのかなと思いましたが
そうではありませんでした。

“貧困や虐待は連鎖する”と誰かが言っていました。
そんなことないよ！と思う時もあるけれど
多くがそうなっているのも事実なのだと思います。

あなたはその連鎖を
自分の意志で止めようとした。

「そばにいることが優しさ」なんていう
無責任な言葉が行き交うこの時代に
「娘と離れて暮らす」という決断をした。

そんな あなたを心から尊敬しました。

「離れることも愛である」

あのA4のPDF、１枚から
そんなことを教えてもらいました。

娘との愛おしい日々に向かって頑張るあなたを
ぜひ応援したいなと思いました。

応援と言ったら なんだかおこがましいですね。
楽しいこと、悲しいこと、ちょっぴりムカつくこと、
定期的に お話できたら楽しいだろうなと思いました。

来年の春、
あなたと娘さんと私、
３人全員が成長して、その成長に微笑むことができたなら
それはなんて素敵だろうと思っています。

応募してから、そして
今のこのメッセージで気持ちが変わることも
あるかもしれません。

承諾するかどうかの判断はあなたにお任せいたします。

もし奨学生の採用を承諾していただける場合は
振り込みを希望する銀行口座と
今後の連絡を希望する手段を教えてください。
（個人的には、手紙や葉書を書くのが好きなので文通も歓迎です！）

では、ご返信お待ちしています。

PS.
私には「子どもを３人授かりたい」という夢があります。
とはいえ 身篭っているときの体の変化、
子育てをしている自分、母である自分
とんと想像がつきません。

嬉しかった話、困った話、しんどかった話
ぜひお話聞かせてもらえませんか、先輩！

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