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人を惹き込む理由。

最近の毎日は、コロナ禍で楽しい事も少なく、我慢する事の方が多い世の中のように思われるが、そんな事も無いような生活を送っている。
SNS上では、不要不急の外出は関係なく、皆、冗談に華を咲かせ、楽しんでいる。
僕も冗談の一つでも言って、皆を笑わせたい。
しかし、僕は至って真面目で、冗談の一つも言えない。
冗談でも言おうものなら、スベる事間違いなしだ。
これは随筆ではなく、小説だ。
小説は基本何でもありな世界なのだけれども、
僕を面白可笑しい人物にするのは、容易ではない。
だって、この小説は僕の本音から産まれているからだ。
小説だから、飛ぼうと思えば空でも飛べる。
人を崖から突き落とそうと思えば、自由自在に何でも出来る。
それはフィクションだからだ。
この文章もフィクションだが、小説で人の心を惹き込むのは、人が空が飛べるからじゃないし、人をナイフで亡き者にするからじゃない。
小説に於いて、空を飛ぶ事は、憧れであり、そこに行きつくまでの幾つもの失敗であるし、
そこから人は小説に魅力を感じる。
サスペンス小説が面白いのは、そのトリックではなく、その登場人物の心の内をリアルに描くからだ。
では、僕の小説はどうだ。
僕の文章は人を惹き込めているだろうか?
小説で人を惹き込む事が出来るのなら、ぼくは空を自由に飛べる。


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