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フランスの恋愛事情♡


こんにちは!今月のテーマは恋愛。ヨーロッパではどのような恋愛が繰り広げられているのでしょうか?OURSTORIESシリーズ、まずはフランスからお伝えします。

出会い
アムールの国フランス。まず気になる日仏カップルの恋愛事情。出会いは、ネット、旅先や留学先、友達の紹介で日本にいるフランス人との出会いなど様々です。私たちの両親の世代に比べれば日本とフランス、どこにいても出会うことができるようになりました。知り合いのフランス人男性は、日本が大好きで、10回以上も日本へ渡航し、日本全国を旅行中に電車の中であった日本人女性と結婚、現在はフランス在住。元同僚は、フランス留学中に、クラブで出会ったフランス人男性と恋に落ち、その後フランス在住、幼馴染の友達は、東京在住の時にネットでフランス人男性と出会い結婚、2年後にフランスに住むようになりました。出会う場所は日本、フランスどちらにせよ、とにかく日本が好きなフランス人が多い印象を受けます。

結婚は面倒?
さて、めでたくカップルになったのはいいけれど、その後結婚をするのが嫌なフランス人もいます。堅苦しいのが嫌?理由はともあれ子供がいようが結婚していないカップルは多いです。結婚は避けたいけれど、でも家の購入や税金対策、その他もろもろの法律上でスムーズに手続きをよくする目的で、法律上カップルと認めるPACS(パックス)をする人が多いのもここ最近の流れです。基本フランスでは、結婚しても名前を変える必要はないので、書類上正式なカップルなだけで、今までの延長といった印象を受けます。結婚とほぼ同じ扱いですが、式を挙げるほどでもないなという人や、まだ結婚の準備ができていないけれど、正式なカップルでいたいという人が利用しています。こうしたシステムのおかげで日本のように、〇〇歳までに結婚式を挙げないといけないという世間の圧力はとても少ないと思います。

愛情表現
フランスでは基本、小さい子供からお年寄りまで、挨拶で左右交互にほっぺに軽くキスをする文化があります。初対面ではしませんが、家族はもちろん、仲のいい人柄だと必ずします。(現在はコロナの影響でできていませんが。)顔が触れ合う抵抗が日本人に比べて少ない分、カップルになったフランス人達は、スキンシップがかなり大胆になり、キスやハグはどこでもするようになります。地下鉄のプラットフォームのど真ん中、子供たちが横で駆け回る公園、スクーターに乗ろうと椅子に座りかけている時など、見たくなくても目に入り、あつあつすぎて、反対にこちらが真っ赤になって恥ずかしくなってきます。でも、更に気になるのはそういったフランス人が日本に来た時。つまり、公の場で好きな時に堂々とキスをしたりするということ。街を歩いているおばあちゃんはとってもびっくりしますよね!?...私の旦那も来日当初はそうでした。周りからの視線が刺さり、ぎこちない時が流れていたのを覚えています笑。自分たちの意思をしっかり強調するフランス人は、その分喧嘩もなかなか激しいです。以心伝心で、あ~あの時は私が悪かったなあ、謝らないと。。。というのが日本風な流れだと思いますが、フランスに関しては、自分の意思の見解は最後まで正しく見立てる上、感情もかなりストレートに来ます。かなり迫力あります笑。

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そんな、感情・愛情表現たっぷりのフランス人は、お年寄りになっても寄り添うことを忘れません。街中ではあまり見かけませんが、旅先でのんびり散歩を楽しんでいる老夫婦を見ると、よく手をつないで歩いています。日本で60歳以上のカップルが手をつないで歩いているのは、見たこともないし、恥ずかしいと思われがちですが、フランスでは男女の関係は若い時に限らず、歳をとっても恋愛対象としてみるというのがフランス流で、それがとても心地よく感じられます。私たちも、いくつになっても一緒にいる人を恋愛対象として見続け、付き合っていきたいものですね。

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次回は、北欧フィンランドからお伝えします〜


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