オンライン化に影響するなにか(5)
オンライン会議やイベントで、空気が読めなくて苦労しますか?
場の空気や相手の様子を洞察するために、話している言葉からではなく、顔の表情や声のトーンを観察しますね。ノンバーバル(非言語)コミュニケーションといいます。
目をパチクリ開く、スマホに視線を落とす、肘をつく、声がだんだん大きくなる、髪をかき上げる、抑揚が大きい、眉間に皺を寄せる、など。
情報を伝えるとき、聞き手の態度を観察し、場の雰囲気や聞き手の気持ちを察知しながら、伝え方を工夫します。イベント司会者、研修講師、営業トーク、伝える仕事の人は特にセンサーを駆使しています。
オンラインイベントではノンバーバルコミュニケーションを受け取りにくいものです。そういったとき、反応(リアクション)の機能があると便利ですが、誰も使っていないと最初は躊躇するでしょう。ツールの使い方を知らない場合もあります。
そのためにも会議やイベントには前座が必要です。意思表示の方法、オンラインでの表現方法、話し手が反応を期待していること、などを伝えておくだけで場の雰囲気は変わります。もちろん練習しておくのが一番ですね。
ポイント5
場の空気は前座で決まる
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