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どの瞬間も美しかったPRODUCE 101 JAPANの推しが最終順位21位の練習生として惜しくも番組から幕引きをするに至ったことを確認した後にオタクが記すただのひとり言。

日プ11話の第3回目順位発表式を見終えてから間違ってもこんな記事?を書くことを思い立つに至ってしまったのは、私の推しメンだった佐野文哉くんが最終順位21位(順位発表式のこの時点では23位)で脱落した後のコメントに本当に強い衝撃を受けてしまったからだ。本当に衝撃だった。頭めちゃくちゃにぶん殴られたみたいな衝撃。これが何故なのかを理解し始められるまでに少々時間がかかってしまったが、ようやく見えてきたので本当にこれはひとり言のような感じで、綴っていきます。

たしかに私はそれまでも日プで彼を一番に応援していた。それは確かだ。
・彼のまるで重力すらも感じさせないような不思議な感覚を、見ているこちらに与えてしまう並大抵の人間では成し得ないであろう超絶パフォーマンス
・☝︎それに付随して評価を重ねていく度にもっと磨かれていく表現力
・それらだけではなく歌に対して見せたポテンシャル
・上記のもの全て含め、自分の能力も全て理解していった上で良いステージを創ることを第一に考え練習に臨む姿
(・面白くないと言いながらも振られればちゃんとノるし練習中は頑なにシャツインを徹底するし負けん気も強いがものすごく不思議な、天然なの?真面目すぎるの?かわいいの?みたいなキャラクター?個性?あとはもう途中で変えた青い髪。これ色が落ちれば落ちるほど彼に似合ってんだ…)
そういうものまで、その全てによってそれらを表に出していくことによって確実に彼が1人の人間として経験値を積んでいっているんだなと感じられることがすごく自分の意識の中に鮮明に感じられるようでとても彼に人間味をもたしかに感じていたし、その人間味がとても美しいなと感じたような気もするような。
評価され、消費されるような世界でそれが顕著に現れるようなサバイバル番組の中であるのにも関わらず、今思えば佐野くんにはいつも何故かリアルな感覚を覚えていたんだと思う。そんな視聴者でした。

ですが私は日プだけではなく韓国での4シーズンにわたって行われていたプデュを全てのシーズンの視聴者であり、それぞれのシーズンに推しもいたしその都度様々な感情と向き合う?ことをしてきたので、いざ私が国プの立場になるとなるとすごく恐ろしさも感じていたからか投票は毎日するようにしていたが意識的にはあまり深入り?肩入れ?しないようにしていたと思う。
SNSでの言及も然程多くはしていなかったし、もちろん日プを視聴しながら面白さは感じつつも、ツイッターなんかを通してリアルタイムで国プがすごく難しいものだと認識するような場面もあったので一定の距離を保っているつもりでいた。

が、そうして訪れた11話、ファイナル評価前の3回目の順位発表式。結果的には23位の段階で佐野くんの名前が呼ばれた。ファイナルに進めるのは20位まで。この瞬間に佐野くんの脱落は決定し、佐野くんが23位で呼ばれてからその後の所感を彼がマイクを取ってそして話しを終えるまでのこの間のたかが数十秒が私の認識を完全に変えてしまうことになる。


まずもう17位とか15位なんかのそのあたりが発表されているところから彼がもう諦めたように項垂れる姿も見受けられて、こちらとしてもすごく心苦しかったんだけども彼が呼ばれたのは23位。(結果的には繰り上がりの影響で最終順位21位。またこれもなかなか複雑だが)いやこれはもう彼としては本当に悔しかっただろうし、でもそれでもその前の週で本当にグッと順位を上げていたから彼の思いはすごく私たちに伝わっていたんだよな…でもだからこそもっとこちらが本気になって応援すべきだったのではないか…とかそんなことを思い巡らせながら聞いた

「蓮くん、ごめんなさい」

この一言。私実はこの一言のためにこの記事を書いています。これを聞いてしまったから11話以降彼のことをずっと考えてしまっている。いや、これで普通なら「佐野川尻のケミ」とかっていう話になってもそれはおかしいわけではないと思うんだけど、この話はそれとはまたちょっと違う。
とは言いながらも、もちろん2人の俗に言う「ケミ」はきっとたぶん?存在するでしょう。存在していなければこの言葉は出てこない気がするから。2人は互いにバックダンサー出身で川尻くんも佐野くんに対してHIGHLIGHTで対決する形になった際に「文哉はバックダンサーとして近くでお仕事をしてきた子で、彼が作るものを見てみたいという考えがあって(だからあえて選びませんでした)」と言及していたり、

佐野くんは第一回目の順位発表式でも

こう話しているんだけど、振り返ってみると佐野くん本当に本気で蓮くんと踊りたかったんだろうな…蓮くんに勝ちに行きたかったんだろうな…の思いになるんですよね。もしかしてそれを成し遂げると公言していたのに実際は成し遂げることが出来なかったことそれに対しての「蓮くんごめんなさい」であったとしたなら??いやもちろんこの真実は本人達にしかわからないし、本人達にしかわからなくていいんだけど。

でも仮にそう考えてみるとするならなおさら彼はどれだけ悔しいだろうかという話になるわけで。
そしてそれも踏まえて考えてみれば佐野くんはいつもすごく素直で率直で。自分の感情に本当に相当正直な部分をみせてくれていたのではないかとも思う。だからこそ「蓮くんと踊りたい」「蓮くんに勝ちたい」の発言?だったのだろうか。でも番組を通して2人は一度も共にステージを作り上げることはなかったし、むしろ2人ともファイナルで共にすることを考えてた??くらいの。(これは完全にオタクの戯れ言)
番組の中で描ける部分は当たり前ではあるけどほんの一部。なので第一回目の順位発表以降2人にフォーカスが当てられた部分はほとんどなかったかのように思っていたけど、取り上げられることが多くはなかったからこそ佐野くんの「蓮くんごめんなさい」の一言はとてもリアルだった。蓮くんの反応も含めて本当にリアルだった。わからないけど。でもどうしてもそう見えてしまったので、そのリアルさに本当に衝撃を受けてしまったしそこでまた佐野くんがファイナルでパフォーマンスをすることが叶わなかったという事実がかなり重く感じられてしまったりもする。

でも佐野くん、本当に順位を上げていたのだ。初週94位からの最終21位。

「一ミリも宣材写真の盛れていない僕を」とか「ずっとキャラがないって言われてたんで、心機一転髪色だけでも(笑)」とかめちゃくちゃエゴサしながら工夫もして、ステージを創り上げることには一切の妥協をしないし…………………

あと、これはもうオタクの勝手で都合のいい認識かもしれないが佐野くん、すごい優しいんだろうなと番組を通して感じることが幾度かあった。色んな物事を自分の主観ではなく広い視野で見ることが出来るような成熟した精神があるような気もする。
特に挙げるとするならコンセプト評価のBlack Outのパート決めの際に本田くんとひとつのパートを巡って競うことになり、結果的には佐野くんがそのパートを勝ち取ったが本田くんを思って佐野くんが涙する場面。と、「(パートは勝ち取れたが)いまは素直に喜べない」のひとこと。これたぶんきっとめちゃくちゃ優しいんだよな。

申し訳ないことにこれもオタクの勝手な見解であるんだけど私が番組を通して見た佐野くんは、最高のステージを創り上げるために自分の築き上げてきたスキルや経験をしっかり信じ、それをそこに注力することができる姿があったと思う。
でもそれだけではなくきっと人の気持ちまで考慮できてしまう佐野くんなんだが、それってきっと誰にでも出来ることではなくて。むしろそれも含めて「最高のステージ」を演出することが出来るであろう彼だからこそ、一視聴者として見る中で本当になんというか目が離せなくなってしまったしこれからこの道をまだまだ目指していてほしいと思ってしまった。彼もっとすごくなるでしょ。


と言いながらこれはほとんどが本当にオタクの想像に過ぎないものであって本当はどうかなんて知る由もないことであるのは理解しているし、ほとんどが想像でしか話せないこの記事を書くことにも申し訳なさを感じるんだけど、でも想像をすることしか出来ないからこそどうにもならない感情に思い馳せてしまっている部分もあるな…と。


でもとにかく番組を通して勝手に垣間見てしまった彼の決意や意思やそこに対しての行動もなにもかも、流した涙も全てリアルに感じられたしその全てが美しかったんですよね。綺麗でした。本当にずっと綺麗だった。



そんな佐野くん、元気にしていますか。あたたかくして美味しいご飯を食べているだろうか。しっかり休めているだろうか。

たぶんきっと挑戦することをやめることのない選択をしていくのだろうけど、その選択の全てが佐野くんが満足して臨んでいけるものであるように。佐野くんがこれから挑戦していきたい内容が、もうその通りに滞りなく進んでいくことが出来るように。番組を通して佐野くんの存在を知ってしまったというだけの、ただの一人の人間としてではあるんだけどそんなささやかで微力な願いをこの記事に込めながら。



とにかく不思議とPRODUCE 101 JAPANを通して「佐野文哉」という1人の人間の人生の一幕を垣間見させてもらえたという事実にいま漠然と感謝しています。

そして佐野くんを見ながらオタクも、ひとりの人間としてもう少し夢を持って生きたくなりましたね。わたしも何かに挑戦し没頭する人生を生きたい欲があるにはあります。でも訪れたチャンスを信じてちゃんとモノにすることができるかによると思うけど!

だからこそですよ。

バックダンサーからアーティスト側にシフトチェンジ出来る機会だからと、こうしてPRODUCE 101 JAPANに参加する選択をしてくれた佐野くんに何故だかただのオタクが感謝してしまう。
みたいなほとんどその思いだけでここまで記事を書いてきましたが、ただのひとり言なのにも関わらずここまで目を通してくださった方にも感謝をしながらぼちぼちクソでか感情の記事を終えていこうかな。ありがとうございました。





でも本当に最後に一言。もうこの上記の内容を総じて、改めて佐野くん本当にありがとう。そして本当にお疲れ様でした。もしいつかまたあなたの挑戦をどこかで目に出来る機会があるとすれば、私はまた喜んで応援をさせてもらいたい。そう思います。だからそれまで?いやそれどころかいつまでもどうか、どうか健康でいてくださいな。健康一番。そうして佐野くんのしたいこと全部してしまってほしい。どーーーんとやってやってくれ!ぶちかましてしまってくれよ!


しっかし…このまっすぐ見上げる視線が本当に大好きなんですが、切なくて儚くて複雑でもあるしなんなんですかね??でも彼のこの表情が彼の健闘を物語っていたなという気がしてしまうし、その健闘を本気で讃えたいとの衝動が私にこの記事を書かせるに至った大きな理由のひとつでもあるかも。

あと、SNS見てるとこの部分切り取って載せてる佐野推しさんがめちゃくちゃ多くて「でしょうね…(最大級の同意)」になってるオタクでした。はい、本当におわり。





p.s.アウトプットがかなり苦手なオタクなので久々にこんな長々と綴りましたが、佐野くんに対して失礼のないものであることを願います。。。

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