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子供に「お金」のことをわかりやすく教える

母が無知だと病気になる
父が無知だと貧乏になる
インディアンのことわざです

子供達には絶対にお金の知識を持っておいてほしい!
お金は必要だから。
そんなことは誰もがわかっているのにお金の知識を
勉強する機会はほとんどないのが現状です。

学校では教えてくれない。
だから自分で勉強するしかない

一般的に言われているお金の価値観は
「貯金しなさい」
「借金するな」
「投資は怖い」
「無駄遣いするな」
こんな感じでしょうか

僕は子供の頃からずっと
親や周りの大人たち、テレビなどから
こんな事を聞いて育ってきたので、
何の疑いもなく『良い事』として認識してました。

「貯金」「借金ダメ」
果たして本当だろうか??

【貯金】はダメという訳ではないが、
それだけでは追いていかれる。

【借金】
良い借金と悪い借金がある。

【投資】
もちろんリスクはあるが、知識がないから怖いだけ

【無駄遣い】
ある人にとっては無駄かもしれないが
別の人にとっては価値がある使い方かもしれない
価値観の違いによるかな

我が家のお金の授業【稼ぎ方基礎編】

長男(中2)がお小遣い欲しさに交渉してきました
「父ちゃん、マッサージするからお小遣いちょうだい」と。

お金の稼ぎ方を教えるチャンス!

まずはどうやったらお金を稼げるのか考えてもらう。
父「じゃあ、マッサージ何分でいくらなの?」
長男「う〜ん、10分で100円」

(安い🤣まあいいか)

父「じゃあ10分やってもらうわ、でも母ちゃんもやって欲しそうだよ」
長男「母ちゃんは後でやるわ」

さて、ここからお金を稼ぐ授業が始まります

10分働いたら100円ゲット
20分働いたら200円ゲット
普通ですね

父「次男に交渉して10分50円で働いてもらうのはどう?
そうすれば、長男は母ちゃんのマッサージ、次男は父ちゃんのマッサージ
同時にできるね」

長男は次男を雇うことに成功。
長男は10分で200円稼ぎます。
そして次男に給料50円を払うので手元に150円残る。

父「もし仮に長男が友達をもう一人雇えたら面白くない?
その友達と次男に10分50円で働いてもらうことになるね」

そうしたら、長男はその10分間何もしてないのに
10分で200円稼ぎ、給料は2人分100円払って
手元には100円残る。

その10分間は長男の自由。
別の仕事をしてもいいし、別のお客さんを集めてきてもいい
なんなら遊んでいてもいい。

長男「えっ、遊んでてもお金もらえるの?」
父「お金を稼げる仕組みや組織、システムを作れたらね。
そのためには世の中の仕事の仕組みやお金のことを知ることだね」

わかりやすく言うと
次男のように時給○○円で働いてる人は“サラリーマン、アルバイト”
長男のように人を雇って人に働いてもらってる人は“社長さん、経営者”
人は雇わないで自分でやってる人は“自営業、フリーランス”

父「他には、例えば自動マッサージの機械を買ってその機械を使う時に
10分100円もらうとかもできるよね」

その機械を買うことが【投資】になる。
機械を買うためにお金を借りることが【借金】になる。

投資も借金もいろんな場合があるので、
良い投資もあれば、悪い投資もあるし
良い借金もあれば、悪い借金もある。
その“良い”か“悪い”かの判断をするためには知識が必要です。

長男「そんなん誰も教えてくれない、知ってる人ずるいじゃん」

父「そうだね、知っているか知らないか。それで差が出てくるね。
待ってても誰も教えてくれないからね〜」

お金の授業【稼ぎ方基礎編】おしまい


今までの教育では、
勉強して、いい学校に行って、いい会社に就職して、、、
といった教えが多いのではと。
これでは“サラリーマンになる選択肢”しかないです

サラリーマンが悪い訳ではないが、今の教育では多くの子供達の未来の選択肢が
サラリーマン一択になってしまう。
もちろん気づいている人は自分で勉強しています。

最近では学校でも金融のことを勉強する機会が増えていくようなことも聞いたことがあります。
インターネット、SNSなどで簡単に情報を得られる時代です

まずは大人がお金のことをもっと学んで理解して
子供たちの未来の選択肢を増やしてあげたいですね。

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