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【小説創作教室1】あなたも小説を書いてみませんか?

まずはご挨拶を。

はじめましての方も、お久しぶりですの方も、いつも応援してくださってる方も、まずはご挨拶をさせてください。
この度はこの記事に辿り着いてくださって、ありがとうございます。

私は桜蓮【おうれん】というペンネームで執筆活動をしている者です。
生れて初めて小説というものを書かせていただいてから、間もなく15年が経とうとしています。
その間、出版者様より15冊の文庫本を出版していただき、2タイトルをコミカライズしていただきました。
またその合間合間にも、出版者様公式のサイトで小説を連載させていただいたりなどの執筆活動をひっそりとさせていただいています。
そちらと並行して、自分で書いた作品を出版社様から本を発刊していただく以外に、本を販売する方法などを模索してきました。
そちらは“小説の売り方”として記事を書いていく予定ですので、小説が完成した方はぜひこちらもよろしくお願いいたします。
私は幼い頃から、文章を書くことがそんなに苦ではなく、どちらかといえば喋るよりも書くことが好きでした。
学生時代の作文が苦手だったという人をよくお見掛けするのですが、私の場合は作文用紙のマス目を見ると、無性にそれを埋めたい衝動に駆られていました。
はい、実は私はちょっと変わった子どもだったのです。
もちろんそれは幼い頃だけの話ではなく大人になった今でも、現在進行形です。
こんな私ですが、これまで培ってきた小説執筆のノウハウを必要とされている方と共有できたらいいなということで、私流の小説執筆方法をご紹介しつつ、小説執筆の際のコツや注意するべきこと、執筆完了するまでモチベーションを維持する方法などもお伝えしていきたいと考えています。
少しでも何かのお役に立てれば幸いです。

Question:小説を書くことは難しい?

さてここでひとつ質問させてください。
あなたは小説を書くことを難しいと思いますか?
直感的な答えで大丈夫ですよ。
今この記事を読んでいらっしゃる方は、小説を書いてみたいと考えておられる方、すでに小説執筆をしているけどその方法を模索しておられる方、小説執筆中になにかに躓いておられる方かなと勝手に推測しております。
小説の書き方をお話ししていく前に、ひとつだけお伝えしたいことがあります。
それは、小説を書くことは難しいことではないということです。
私も知人に小説を書いていると話すと、ほぼ100%の人が同じ反応をします。
相手が発する言葉は必ず『すごいね』で、その表情も驚きに満ちたものです。
でも私は小説を書くことを決してすごいことでも特別なことでもないと思っています。
あくまでもこれは私の主観なのですが、日本語の小説を書きたいのなら、日本語の読み書きができれば、小説を書くことはできます。
言い方を変えれば、日本語で会話ができればよいのです。
道具だって最低限だとペンと紙があれば十分です。
効率性を考えれば便利なツールを使う必要が出てきますが、絶対に必要という訳ではありません。
よく小説を書くためには、『文章力がないとダメ』とか『語彙力を増やす必要がある』とか、『情景描写や心理描写が……』などと、小説を執筆することに対してただハードルを上げているだけのようにしか聞こえないことをいう人もいますが、最初からそれらを気にする必要は全くありません。
文章力や描写は、小説を一作品、二作品……と、書いているうちに自然と身についてきます。
語彙力だって、小説を書いていれば嫌でも増えていきます。
自然と身に着くなんてそんなこと、本当にあるの?
そう思われている方、ご心配はいりません。
文章力や描写は書けば書くほど身に着いていくし、語彙力だって増えていくんです。
そんなことよりも小説を書く上でいちばん大切なのは、作品を完結させることです。
これだって、全然難しい話ではありません。
もし、難しいと感じている方がいらっしゃったとしたら、あなたは書き慣れていないうちから長編を書こうとしていませんか?
10万文字前後の大作を書くのは執筆に慣れてからでいいんです。
まず最初は、500文字でも3000文字でもいいんです。
エピソードの1シーンを書くところから始めてみてください。
500文字の小説を数本完成させるのと、10万字の小説を書き始めたものの途中で挫折してしまい未完のままで放置させるのだと、確実に前者の方が今後の執筆活動に良い影響を与えるのは言うまでもないですよね?
それに、小説は短い文章量のエピソードが幾つも集まって、ひとつの長編作品ができていることにお気付きですか?
短い小説を完成させる方が、確実に長編を書ききる実力が付きますし、作品を完成させたことで自信もつくはずです。
自信は今後の執筆において、重要なモチベーションとなります。

【Point】
・小説を執筆するうえで、いちばん大切なことは作品を完成させること
・最初は無理をせずに、少ない文字数を設定してみること
・小説を書くことは決して難しいことではない

ここまで読んでいただいて、小説を書くことは世間が思っているよりも難しいことではないと、少しでも思っていただけましたでしょうか?
実はこの意識も小説を執筆するうえではかなり重要なのです。
ひとつ例え話をさせてください。
勉強でも仕事でも構いません。
初めてのことに挑戦する時、簡単なことだと思って取り掛かるのと、難しいことだと思って取り掛かるのだと、どちらが抵抗感なく始めることができると思いますか?
答えは、もうお分かりですね?
基本的に人は何事にもハードルが高いと感じると、そのことに対してやる気が半減してしまう生き物なのですから。
それは小説を書くことも同じなのです。

Answer:小説を書くことは決して難しいことではありません。


確かに小説を書き始めて、それを完成させるというと難しいと感じる方もおられるかもしれません。
小説を書いた経験がない方、書き方のコツを知りたいと思っておられる方、文章を書くということに苦手意識を持っておられる方なら尚更のことだと思います。
でも、ご安心ください。
小説を書いてみたいとは思っているけど、何から始めればいいのか分からない方。
小説を書いてはいるけど、この書き方でいいのかの不安を抱いておられる方。
小説を書くことに抵抗感はないけど、他の人がどういう風に執筆しているのか気になる方。
小説を書く前も、書いている途中も、そして書き終わったあとも……。
不安がある方は一緒にひとつずつその不安を取り除いてみませんか?
大丈夫です。あなたならきっと書けます。
そのお手伝いをぜひ私にさせてください。

小説を書くということを、私は楽しいと感じています。
ちょっとでも『……書いてみようかな……』という方が、おられたら私は迷うことなく書いてみることをおすすめします。
何事もやってみないと結果は分かりません。
動き出さないとなにも始まりません。
思い立ったが吉日。
明日から始めようでは遅いのです。
今、始められない人はきっと一週間後も始めていないはずです。
勇気を出してまずは一歩を踏み出してみませんか?
必要なら、いつでもお背中を押させていただきますよ。
ご希望ならば体当たりする勢いで押させていただきます。
あなたが小説を完成させられるように、記事だけではなくサポート体制も準備して行く予定です。
冒頭にもお伝えした通り、この連載は小説執筆だけが目的ではありません。
小説を執筆し、それを完成させてその小説で収入を得るところまでをサポートしていきたいと考えています。
ぜひ最後までお付き合いいただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


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