コロナ禍で大学の「書く」授業がとても捗(はかど)った件 金原瑞人氏の経験に学ぶ
▼2020年は、大学での授業がコロナウイルスの影響で完全にストップして、次第にオンライン授業が増えていったわけだが、そのなかで起きた面白い現象について。翻訳家の金原瑞人氏が2020年10月18日付の日本経済新聞に書いた「書ける若者たち」という文章から。
金原氏は毎年、法政大学で「創作表現論」という授業をしている。適宜改行と太字。
〈普段の対面授業では、日本で最初の本格的な英和辞典「英和対訳袖珍(しゅうちん)辞書」や、ヘボン先生が編集した和英辞典「和英語林集成」や、三遊亭圓