甘え上手は大事

甘え上手は大事

　今回は、心が追い詰められる前にしてほしい甘えについてお話しします。うちには猫がいますが、すでにシニアになりました。若い時は甘え方がわからず互いにぶつかりましたが、今では甘え方も上手くなり、こちらが猫に誘導されることも多いです。猫でさえ、毎日甘えたくなるのですから、人間も甘えることが必要です。この甘えは、もちろん人により年代により全く別物ですが、自分がこれは甘えかなと思うもので良いのです。

　特に季節の変わり目や、今月のキーワード裏切りなどがあると、小さいことで心がささくれてしまいます。意図せず見てしまったことで傷ついたり、知ったことで落ち込むなど日常茶飯事かもしれません。

　こんな時にちょっと甘える相手がいると、不思議と心は回復します。例えば、一緒に好きなお店に出向き話を聞いてもらう。また、ちょっと頑張ったら自分を褒めてもらったり認めてもらったり、ハグをしてもらったり。家事を家族に代わってもらい、少し休んでみたり。そっとしてほしいと言葉にだすとか。

　傷ついた自分を出すより、包み込んでもらう方が、互いにやりやすいかもしれません。心の傷を外に出すとまた同じことが繰り返される可能性があるのです。ここを何かに甘えることで、乗り越えるというイメージですね。

　もちろん、自分を甘やかすのも大切です。休みの日に何もせず、未来の自分に甘えるとかでも良いですね。未来の自分が全く甘ったれめ！と言ってる場面でも思いながら布団でゴロゴロしましょう。

まとめ
　苦しい時、傷ついた時は甘えて心を回復することに努めよう。外に心の傷を追い出すより、甘えで傷を浅くした方が、未来に嫌なことがやってこない。こんなこともあるさという楽観視で乗り越えよう。