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深呼吸をしよう。皇の呼吸と祖の呼吸

深呼吸をしよう

 今回は、血中酸素が下がりやすい気候変動の時期に、積極的に深呼吸をするお話です。

 皇の呼吸と祖の呼吸というのは、時々とりあげますが、今回も深呼吸で皇の呼吸からするお話です。まず、息を思いっきり吐いてください。吸ってはダメです。吐く方から始めましょう。この吐く呼吸こそ皇の呼吸で、吸う方が祖の呼吸です。祖の時代は、吸ってから吐くと習いましたね。しかし、今では、吸ってから吐くと緊張してしまうことが分かっています。リラックスするためにも、まず吐いてから吸ってください。この単純な行為には計り知れない効果があります。まず、体がだるくなる時は必ず、呼吸が浅くなり、肺に空気が溜まって、血中酸素が少し下がっているというおまけがついています。いちいち器具で血中酸素を図らないので、認識できませんが、酸素不足は全身のだるさを引き起こし、思考もボヤけてきます。

 暑さで熱中症になりかけると、酸素濃度も下がるので、どちらにしても一度止まって、深呼吸をしましょう。

 思い切り吐いてから、ゆっくりと吸ってください。10回もすると、手足の色が変わってきます。白っぽい人は赤みを帯びてきます。心も落ち着いて、不安が和らいできます。

 これは特に寝る前と起きた後にして欲しい呼吸です。寝る前などは特に全身によい酸素を取り入れて、熟睡してください。朝も深呼吸を布団の中ですると、頭に十分酸素が行き渡り、目がしっかり開いてきます。

 先に吸ってしまった時は、一度深呼吸をやめて、再度吐いてから吸い始めましょう。

まとめ
 酸素が全身に行き渡ると、活動も活発になる。1日に一息つく時は、しっかり深呼吸をして、肺の筋肉も動かそう。深呼吸には、体に溜まる邪気を吐き出す意味もあるのだから。

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