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戦争を無くす方法

 今回サムネの絵を新しく描いてみた。そう、珍しく時間があったので遊んでみたのである。タイトルは「彼らが聴かせた彼の聞いた叫び」である。意味は聞かないでほしい。ただの真夜中の戯れであるのだから。
 さて、今回は「戦争の先の戦争」の話である。前回は私は「地球との戦争」を提案した。次回説明するとしてからずいぶん時間が経ってしまったが、今回も詳しく説明はできないと思う。それは、やはり現実世界での戦争が終わっていないので夢想を書いても虚しく感じてしまうからだ。

 ただ、理想はいくら語っても語りたりることは無いと思って、今回は「戦争を無くす方法」を考えてみたいと思う。戦争は人類の歴史そのものであって、今もそうだが切っても切れない業のようなものである。多くの人の命を奪い不幸をもたらす反面、科学分野の発展を促し後世の人の幸福ももたらしてきた。物事の善悪は一面からでは語れないように、戦争も功罪があるものだ。
 基本的には勝者が繁栄し、敗者は滅んで姿を消すか同化していく。そして、また新たな戦争が起きていく、というのが人類の歴史であるだろう。どう考えても戦争を無くす、というのは無理筋のようだ。きっと人類が滅ばなくてはなくなりそうもない。考えてみれば1人の人間の腸の中でさえ「善玉菌vs悪玉菌」の大戦争が日々繰り広げられているのだ。人類というよりは生物の性なのかもしれない。
 とは言え、やはり理想家は「戦争をなくしたい!」と思う。今は特にそう思う人が多いのではないだろうか?
 
 ここで違う側面も考えてみたい。戦争は無くしていいのか?という考えである。戦争を全くなくして弊害はないのだろうか?私は戦争賛美はしないが、闘争心をなくすことは人類の繁栄に水を指すのではと考えている。争わない、戦わない人は淘汰されると思うからだ。弱い種は滅びる、これは自然の、生物の摂理と言える。この気持ちの集合体が大きな戦争を生み出してしまう側面に目を瞑るわけにはいかないだろう。戦わなければ淘汰されるが、戦争はしたくない、この矛盾が理想家の悩みではないだろうか?

 さて、そこで考えて欲しいのが「戦争の先の戦争」という価値観なのだ。
戦争自体は無くすことはできないし、無くすべきではないだろう。しかし、人類同士の戦争ではいつまでも悲劇は起こるし恨みの連鎖、負の連鎖が続いてしまう。人類は世代を超えて恨みを持つ生き物なのだから。
 では、相手が人類以外であればどうだろうか?
 ハリウッド映画なら「人類vsエイリアン」で人類が一致団結してなんだかんだ地球連邦、地球統一政府が出来上がってしまうが現実はインスタントにはいかない。そして、エイリアンも現状は敵対する存在ではない。未だ確認できないし。
 では、人類は一体何と人類として戦争すればいいのか?
 その答えが「地球」なのだ。地球ならば、人類として戦う相手としてこれ以上ないほどの強敵となるのである。
 そう、人類は「意識的に」地球と戦争をするべきなのだ。

 では、地球との戦争とはいったいなんなのか?それはまた次回説明したいと思う。勘のいい人はこのワードだけですぐに理解できると思うが、はっきり言って何を言っているか意味不明な人のほうが多いだろうから、「戦争の先の戦争の相手が地球」という考えを具体的に説明してみたい。
 では、時間が開くかもしれないがまた今度!

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