第85回オークス〈振り返り〉

レースラップ

4Fごとのラップ、46.2-49.3-48.5
1,000m通過、57.7
上がり4F-3F、48.5-35.1
勝ち馬上がり、34.0
レースタイム、2.24.0

馬場状態

Bコース、クッション値9.8
含水量、4角13.8%、G前12.6%
乾いた馬場で、時計も速め
直線インコースはそこそこ粘れるため、
4角でインなら3.5列目までにいないと厳しい
大外廻しでは厳しい
小雨降りそうな感じあるが、
状況次第では重馬場苦にしない差し馬にチャンス出てきそうではある

レース振り返り

2頭やり合う形での大逃げに、
有力馬がやや後ろからプレッシャーを掛ける展開
先行馬には非常にタフな形となった
そんなプレッシャーを掛けていた有力馬が、
きっちりと差し切って結果を出した
1~3番人気での決着も、展開考えれば納得である
力が無ければ上位に来れなかったレース
世代トップを決めるGⅠと言って良いだろう
ただし時計は馬場を考えるとやや平凡
逆に言えば、今後牡馬や古馬と2,400mで戦うには、
ちょっと物足りないかな
あくまで中距離までの馬たちなのだろう


⑫チェルヴィニア
2歳終了時点で、レガレイラに次いで、
アスコリピチェーノより評価をしていた馬
ただ桜花賞では長期ブランクによって、
やや番付を落とした印象だったが、
改めて実力を証明した
でも東京の長い直線の方が、この馬の爆発力を楽しめる
秋華賞は、京都内回りだけにどうかな?
エリザベス女王杯を本命にローテーション組んだ方がいいかもね

⑦ステレンボッシュ
桜花賞馬の力は十分証明した
残り450mくらいから仕掛けると
そこから300mくらいの切れ味が凄かった
逆にあり過ぎて、早めに先頭へ立ってしまった
この馬が負けるパターンはこの形と思っていただけに仕方ない
この馬の反応の良さ、瞬発力は、秋華賞でも合いそうだね

⑭ライトバック
この馬の形であるが、馬場を考えると後ろ過ぎたね
それでも、きっちり3着まで来たのは力がある証拠
ただ1、2着馬を上がりタイムで上回れなかった
G Iまでは距離はある
現状GⅡまで、というところかな

②クイーンズウォーク
展開的にはプレッシャーがキツい位置も、
馬場的には理想的な位置
あそこから、もう一つ切れなかったのは距離適性かな
2,000mくらいまでなら勝負出来そうだが、
来年のヴィクトリアマイル、安田記念目標に、
あと2段階くらい、PowerUPして欲しいね

⑱ランスオブクイーン
前走未勝利勝ちも、センスを感じさせていただけに、
この結果も驚きはしなかった
もう1勝馬クラスは超えている
3歳馬同士なら、OP特別でも結果を出せるだろう
秋華賞に向けても穴馬として魅力感じるが、
賞金考えるとトライアルで結果を出すことが条件
状態90%で勝つなら、だね

⑬スウィープフィート
鞍上も距離不安を感じていたのだろう
出来るだけ足を溜めて、最後に賭けるレースをした
それでも、上がり34.5、6着
トップクラス相手には勝負にならなかった
距離もマイルくらいがいいだろう
秋華賞も距離的に微妙
ならば、関屋記念あたりのマイルGⅢを狙った方が良さそうだね

⑩アドマイヤベル
オークスは2,400mの距離走るため、
フローラSからだと、今の時代のレースでは、
スタミナ値を蓄えるのに、間隔が短過ぎる
ただGⅡを制しているだけに、
秋華賞はローテーションに余裕を持てる
そういう点では、秋華賞馬候補に残った、と言えるかもね

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