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展示解説「どこかにあるかもしれない世界の物語」タグボートSomewhereより

ギャラリータグボートさんでのグループ展がはじまっています!

2022年12月16日(金) ~ 2023年1月5日(木)
営業時間:平日 12:00-20:00 土日祝日 11:00-20:00 
入場無料
会場:阪急MEN’S TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F

今回の展示は、どこかにあるかもしれない、未知の世界、理想の空間をテーマにした展覧会です。みじんこがコルクラボマンガ専科というところで物語表現を学んでいることもあり、今回のOuma(オーマ)の展示は「物語を読む」をテーマにしています。

作品空間の中央に「本を読む子」がいます。顔の形をした何かを食べながら、一心不乱に本を読んでいます。

その周りにみじんこたち。ニコニコしたりドキドキしたり、プリンを楽しみにしたりしています。その周囲は近作の文字をテーマにした作品群。

「本を読む子」を中心に、物語が広がっていくような様子をイメージして設置しました。人の流れ的には、一番左に「本を読む子」にして、次にみじんこ、それから文字の作品にしたほうが、流れを伝えやすかったかもしれません。でも今回は、「本(=物語)」を通じて想像が広がっていく感じの壁面にしたかったので、こんな感じの配置にしてみました。

ちなみに、一番最初に展示設置を考えていた時は、もっときれいに並べるかんじで考えていました。

画像にするとこんな感じですね。これだときちんと並んではいるけど、作品がそれぞれで語っているだけで、作品「たち」がみんなで伝えようとするものは少なくなっちゃうなと思ったんです。

自分は展示の前に割とこういう画像をつくって壁面のサイズと配置を事前確認したりします

どちらかというと、自分が今、見せたい作品をきれいに並べただけみたいな。

密度が好きなので、壁面も画面もみっしりにしたい人ではあるんですが、同時に作品同士の関係性も見せていきたいと思い、本を読む子を加えて、まばらにした展示方法に変えました。きちんと並べるよりは、まばらにしたほうが自分も好きだったりします。

上下にどこまで広げるかは多少迷ったんですが、上すぎたり下すぎたりすると、買う人が見にくいだろうなと思って、このくらいにしました。

あとから考えましたが、販売しない空白キャンバスや線だけを描いたキャンバスをもっと上や下に設置して、物語の広がりを見せてもよかったかもしれない。今後、似たような展示をするときは覚えておきます。

みじんこがマンガで紹介もしてくれてるので、ぜひチェックしてみてね!


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