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社会との対話手段としての「感情」を揺さぶる3つの要素について考える

「社会治療」という概念について考えつづけています。医療が個人ではなく社会全体に向かい、みんなで社会を治療し、みんなが社会から癒されるみたいな感じです。

社会との対話はどうやってするか

社会治療の前に、個人として社会とはどうやって対話したらいいだろうというのを考えています。自分の「感情」を使うっていうのがその一つの方法かなと思っているのですが、感情っていうのはどういうところで喚起されるかなぁと。

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感情を喚起する3要素

感情を揺さぶるものとしては「物語」があるなぁと思ってたのですが、秋元雄史さんの「武器になる知的教養 西洋美術鑑賞」に、表現主義のことが書かれていて、「色」や「形」も感情を揺さぶる、あるいは感情を表すものだなと考え始めました。

まとめると
1)物語
2)色
3)形
感情を自分を「実感」しやすいものかなと。

町にあふれる色や形、特に色は町によって大きく違っていて、いつも目に入る色や形がそこに暮らす人の感情を刺激しつづけるというのはありそうです。

そして「物語」については、もっと長い小説みたいなもので表現していくのがいいかなと思っていたんですが、町の文脈を伝える最小の物語として「言葉」があるなと考え始めています。

言葉はその形状や意味するところも含め、その言葉になるまでにその土地の人たちで培ってきた歴史があります。言葉単体ですでにその土地の文脈を背負うので、言葉は最小の物語と言えるかもしれないなと。(俳句が世界で最も短い詩だという話がありますよね)

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オノマトペの表現は日本では本当に多彩で。感情と感覚を両方同時に伝えるような表現手段なんじゃないかと感じています。

そんなわけで、今は言葉を使った作品づくりを模索中です。と、ここまでが3要素なんですが、さらに「スペース」っていうのもその町を伝える都市の声としては重要なんじゃないかと考え始めています。道幅や建物の距離とかですね。ロシアとかは建物がめっちゃ大きくて1ブロックがすごく長い。人と人との距離感や生活空間がもつスペース。スペースと人の関係も合わせて考えていこうかなと思ってますよ。

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