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コロナ倒産した僕【7話】海外の現地情報はマッチングアプリTinderが有効!

※この物語はコロナの影響を受けて都内6件目の倒産をした老舗風船やさんの実話をもとに再構成した物語です。

1話目はこちら「コロナ倒産した僕が、破産を決意した日のこと

 新規市場としてフィリピンの可能性を探っていた時、僕がよく使っていたアプリがある。それはマッチングアプリ、Tinder(ティンダー)だ。世界中で使われているマッチングアプリを、僕は海外の人たちとチャットするために使っている。

 妻子もいるし、出会いが目的なわけではないため、プロフィールには妻帯者であることも破産したことも正直に書いているけど、ありがたいことに興味を持ってくれる人も多いみたいだ。マッチした時には、チャットしたいだけなんだけど大丈夫かなってことも正直に相手に伝えていて、それでもいいよっていう人たちとチャットをしている感じだ。

 僕は主に海外の人たちと話したいので、プロフィールには英語を入れている。海外の人でもよくマッチするし、お互いの距離が4000キロ離れていることもあるから、そもそも会うことは難しい。でももしも、これからTinderを使ってみたいなという人は、プロフィールに自分の正直な内容を正確に書くこと、写真をちゃんと入れることをお勧めしたい。

 プロフィールは住んでいるところや趣味だけでなく、仕事の内容や将来の夢、今ハマってることなど、自分の人柄が伝わるものをなるべく詳しく書くといいんじゃないかな。どんな人かわかったほうが、相手だって安心するだろうしね。

 チャットでつながることで、相手から現地のリアルな情報を聞くことができる。

「休みの日はみんな、どんなところに行ってるの?」
「子どもの頃ってどんな遊びが流行ってた?」
「ごはんは何が好き?」
「今、流行ってるものってある?」

 気軽なおしゃべりだから、つくり込まない正直な気持ちが聞けるんだ。海外のことは、行ってみないと分からないこともたくさんある。ネットで調べたことだと、現地のリアリティがちゃんとのってないこともたくさんだ。でも、こうして現地に暮らす人たちと話すことで、その国のことが知れるだけでなく、僕にとってその国がもっと身近に、大好きな国の一つになる。

 恋愛じゃない出会いも素敵だし、何気ないチャットには、現地の人の暮らしがいっぱい詰まってる。こんな使い方も楽しいので、ぜひ試してみてね!

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このお話は、実在するゴム風船屋さんからお話を伺い、小説風に読みやすく脚色した物語です。この物語は連載形式でつづいていくので、ぜひマガジンをフォローしていただけると嬉しいです。

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