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10月の最終日「びゅーてぃふる」

 先週は一年ぶりに娘の保育園の運動会があった。コロナ禍以降、自粛されていたが昨年から再開し、今年も無事開催された。場所も去年と同じ市の体育館で、屋内なので天気の心配をしなくても良いのがとても助かった。

 当日はいつもより少し遅く起きて、駅前で昼食を摂ってからバスで会場まで向かった。午前が乳幼児の部で、午後からが娘のクラスの部だったのだけれど、普段は昼食後にお昼寝をして、というルーティンなので、いざ本番というときに眠くなってしまわないようにペース配分に少し気を使ったというのもある。心配しすぎかと思ったけれど、去年の夕涼み会ではタイミング的にお昼寝直後になってしまい、盆踊りを披露してくれたのだけれどテンションが上がりきらず、ほぼ棒立ちになってしまったこともあった。

 開会式のあと、全員でラジオ体操をやって、それから三歳の部の出し物を経て、娘のクラスの発表という流れ。小さな子がちょこちょことラジオ体操をしているだけで、なんとも微笑ましい。とはいえ、娘の出番が来るまでは、いささか退屈で(おい)、寝そうになるのを堪えながら待った(ヤな奴)。娘のクラスはパラバルーンを披露。リズムもきちんと取れていて、とても上手だった。その後、年長クラスの発表があり、来年はこんな感じなのかな、というのを想像しながら見たし、年長さんともなると結構本格的な出し物になったりするので、それなりに見応えがあった。

 すべての出し物が終わり、全員へメダル授与をしたあと、閉会式に。そこで園長先生が「来年は親子競技とかもできると良いですね」的なことを言っていて、やりたい気持ちももちろんあるのだけれど、あったらあったで大変そうだ。僕個人としてはスポーツの勝ち負けにあまり価値を見出していないのだけれど、娘と一緒となると話は別だ。きっと躍起になることだろう。ムキになって卑怯な手を使わないように気をつけようと思う。スポーツマンシップを持ち合わせていないがゆえに、やってしまいそうだ。いや、やらないですけどね。

 そんな感じに十月も終わる。今日は保育園でハロウィンパーティをやったらしい。先生が手作りの衣装を作ってくれたそうで、シンデレラの仮装をしていた。帰宅すると、もらったお菓子の一つをパパへのおみやげにしたけれど食べちゃった、と言っていて笑った。

 写真は娘の描いた絵で、一昨日の夜、干していた洗濯物をしまうときに、ベランダから綺麗な月が見えたので娘を呼んだのだけれど、娘はテレビを見ていて、なかなか来なかった。ようやく来たころには雲に隠れてしまって、すぐ来ないから隠れちゃったね、と話していたのだけれど、今日ふと娘が描いている絵を見てみると、その夜のことを描いていた。娘は絵が好きなのか、最近はお絵描きをして遊んでいることが多いのだけれど、こんな風に実際にあった出来事を絵に描くようになったのだなぁ、と感慨深くなった。


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