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イノベーターにとって新規SNSが楽しいのは、登録者数が国内1000万人あたりまで説

追記:MIXIの登録者数とMIXI疲れの出てきた時期も追記しました

タイトルのままですが、イノベーターにとって新規SNSが楽しいのは、登録者数が国内1000万人あたりまで・・・という説の話です。Clubhouseもこれを突破したあたりから、様相が変わるのではないかと思っています。

この説にたどり着いたのには3つほどのエピソードがありますので、まずはその説明から

1.伊集院さんの深夜のラジオで、「Youtubeだからこうでいい、なんてのはなく、知名度による」という話をしてた事です。
伊集院さんの真意は本人しかわからないのですが、これを聞いた自分の脳裏には
SNSの心理的安心度 = 知名度 × そのSNSの参加人数
という図式が頭の中に浮かびました。
一定確率で自分と違う意見の人がいるとしたら、登録者数が増えれば増える。知名度が増えれば増えるほどそういう人たちに補足されやすくなる。

2.有吉弘行、10年前のTwitterは楽しかったと発言する
リンク

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3.孫正義のツイッターは2009-2013年がピークで2014年から減少。2015年からはほとんど発言しなくなっています。

では上の仮説が正しいとして、この期間の登録者数を調べてみました。全世界ユーザー数で、日本はこの数字の約10%で計算してみると・・・

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2010年Q1 国内300万人
2011年Q1 国内680万人(孫正義「やりましょう」が話題に)
2012年Q1 国内1380万人
2013年Q1 国内2040万人(孫正義、Twitterの更新を停止しはじめる) 
2014年Q1 国内2550万人(Twitter更新が半減)
2015年Q1 国内3000万人(孫正義Twitterの更新を停止する)

確かに2011年の孫正義のTwitterは、企業のトップに直接提案すると「やりましょう」で実現するという、今までにないダイレクト感と未来感に満ちあふれていた記憶があります。
今Clubhouseがすごいと言われているのも、「〇〇社の社長の話が直接聞けて、運が良ければ話せる」というTwitter初期に感じたダイレクト感なのじゃないかと想像しています。そのClubhouseも登録者数が増えていったら同じ運命をたどるのだと思いますが。

と書いてみたものの、もちろん間違っているかもしれません。が、自分なりに数字を調べたり仮説を立てたりしてみました。よければみなさんも数字や状況など調べて仮説を立ててもらえたらと思います。

追記:MIXIについて
MIXIの登録者数をこちらのURLを参考にしました

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そして「MIXI疲れ」で検索した結果、2006年7月のこの記事がヒット。
数字の因果関係はもう少し調査が必要ですね


無理の無い範囲でおひねりいただければありがたく。読んで「お、この論に金払ってもいいわ」と思ってもらえるのって思った以上に嬉しいもんですが、無理しておひねりいただくのも心苦しく。
(この先は数行のこぼれ話です)

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