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お花について考える【イモーテル編】

皆さま、はじめまして。
アキタと申します。
初めてのnoteということもあり、簡単に自己紹介をします。
謳花というドライフラワーのブランドの運営責任者兼クリエイターをしています。

かれこれ、10年前頃にドライフラワーに魅入られ、今日までドライの加工から制作まで様々な取り組みを行ってきました。
10年というとながく思われるかもしれませんが、独学と我流で突き進んできている期間がほとんどのため、歴にしてはまだまだ経験が浅く「万年修行の身」と初心を忘れず、精進しています。

…自己紹介はこれくらいにして、今回からnoteを書くにあたって何を綴ろうかと頭をひねっていました。
もっと多くの方にドライフラワーの魅力や価値を伝えていきたい、という想いから、
希少な花も野に咲く花も同じ植物。各々もっている価値と魅力ってなんだろう?
と、どんな植物ももっているであろう、その「価値と魅力」にスポットを当ててわかりやすく、アキタの日常を織り交ぜながら紹介していこうと思います。

第一回目は「イモーテル」

フランス語で「不滅」を意味する名前の植物です。生花の時から、ドライフラワーになっても色味や質感が変わらず、ほぼ変化なし。余談ですが、花弁に見える箇所は、総苞片(そうほうへん)という葉の一種。通常の花のようにドライにしても縮まず、変化がないのも納得です。

と、文字通り、「不滅」なイモーテルですが、ヨーロッパ原産の植物で、日本人にはあまり馴染みのない植物。近しい種類の植物は日本でもメジャーなものはありますが、このイモーテルはまだまだ日本では浸透しきれていない様子。

イタリア産、フランス産、どこを原産地にするかで異なってしまっているようで、別名カレープランツとも呼ばれています。
「カレーみいな香りがする」から、という安直な理由のネーミングですが…匂いも近縁種で微妙に違っているため、一括りに別称で呼ぶのは誤解を生む原因なのでは…

個々それぞれで、別種のもを見分けるのは一目では困難な場合が多々ありますが、自生している植物が自然交配してしまって勝手に生えているから「雑草」と呼んでいるのと一緒です。
どんなものにも生まれもったストーリーがあって、それが個々に紐づいていることをもっと大切に判断する基準を「植物」にももってもらいたいなぁと思う次第です。それは植物も人も一緒。

少なくとも、植物を様々なカタチで人に届ける立場のアキタはそういったことを大事にしていきたいと思っています。



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