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ひきこもり・生きづらさの当事者団体です。2021年の春にスタートしました。スタッフの経験を活かしながら、少しでも当事者やご家族の応援・協力が出来ればと思っています。

そもそも、なぜ、京都コレカラをはじめようと思ったかと言いますと…。

私(京都コレカラ代表)は、中学生からひきこもりになり37歳までひきこもりでした。実に23年に及ぶ長期ひきこもり経験者です。外に出ることなくずっと家(ほぼ部屋)にいました。30代も半ばを過ぎると諦めの気持ちが強くなり、それまでの悶々とした精神状態から無気力な精神状態になって行きました。もう手遅れ、人生終わった、あとは死んで行くだけ…。なんとかしたい。なんともならない。このまま終わりたくない。終わりそう。そんな思いを持ちながらなんとなく生きていただけだったのですが、37歳の夏に突然きっかけが訪れ、ひきこもりから脱する事になりました。その後、中卒・職歴ゼロ・37歳からの人生再スタート…。当然のように苦労の連続(今もですが)でしたが、なんとか就職し自立する事が出来ました。正直、美談でも綺麗事でもなく、脱してからの人生もしんどい訳ですが、ひきこもりの生活、先の見えないひきこもりの人生よりはまだましだと思っています。

諦めていても、30代でも、40代でも、中卒でも、職歴が無くても、人が苦手でも、神経質でも、周りの目を過度に気にするタイプでも、コミュ障でも、人見知りでも、メンタル弱くても、何十年とひきこもっていても、そんな事は関係なく、自分の意思とはあまり関係なく、良いタイミングで良いきっかけさえあれば新たな人生がスタートするという事を実感しています。

ひきこもりのままで良い。今のままで良い。というのなら話は別なのですが、もし何とかしたいという思いが少しでもあるなら、後押ししたいと思っています。

京都コレカラのスタッフは、ひきこもりや生きづらさの体験者(理由は色々)であり経験者(期間は様々)です。専門家やカウンセラーではありませんが、気持ちが分かる存在として同じ目線で応援・協力して行きたいと思っています。


京都コレカラは小さな団体ですので出来ることは限られていますが、仲良くさせて頂いている他の団体や組織、行政、各地の支援者と力を合わせて少しでも何か応援が出来ればと思っています。親の会や女子会、就労継続支援B型事業所の見学などもサポート出来ますので、気になる事があればお問い合わせください。

2021年の春。ひきこもりの当事者団体「京都コレカラ」を立ち上げました。仲間づくりだけでなく当事者やご家族の支援・サポート・応援が出来ればと思っています。宜しくお願いします。