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やち流・国語の考え方

こんにちは!やちです。

今日は僕が大学に入学してからずっと続けている塾でのアルバイトにおいて、僕なりに解釈した国語(現代文)の考え方や、そこで身に着けられるべきものを書いていこうかなと思います。

僕は小学一年生から高校三年生、そして浪人生までのすべてのカテゴリーの生徒に対して、今まで国語の指導をしてきました。これは少し自慢になってしまうのかもしれませんが、ある有名私立大学に入学した生徒が「現代文においてはあの人に従っておいたほうがいい」と友達に言ってくれていたらしく、そのおかげで国語の生徒が数名増えました。なんだかうれしいですね。(笑)

いろんな生徒にいろんなエピソードがあったのですべてここに書くことはしませんが、ある程度の経験とノウハウは蓄積されていると思います。

そんな僕が国語を考えていく、教えていく、解いていく際に意識している点を紹介します。この内容はカテゴリー問わず役に立つものと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

まず、国語の問題への向き合い方について話します。

国語が苦手だとか、根拠はないけど何となく解けている生徒さんは基本的に文章中の答えの部分「だけ」探そうとします。まあ、文章を用いて設問に答えていく問題が大半なので、間違った考えではありません。ただ、これは国語ではなくてもできます。例えば、歴史の一問一答形式のワークと該当範囲の教科書を開いて、答えの部分を教科書から見つけて書き抜くことと同じです。この答えだけを探すことが「国語の勉強」かといわれれば、本質的には違うと思います。

では、何を考えて向き合っていくべきなのか。

僕は設問に対する解答を導くための「プロセス」を考えていくことが国語を勉強することの本質だと思っています。これがロジカルシンキングであり、読解力だと考えます。

プロセスを明確にするためには①本文の内容理解②設問の分析③文法事項が必要になってきます。①では、この文章の主題は?とか段落相互の関係は?などマクロ的な視点で文章をとらえアウトラインを考えます。そして②、③の設問の分析や文法事項(指示語、接続語、助詞の働き等)から、文と文のつながりといった細部を考えていきます。それぞれが相互に結びつくことで、解答作成におけるプロセスが明確になります。

「設問の傍線部とそれを含む一文を見たときに、その文頭に指示語があったから、この内容を表す部分は傍線部の前にあるし、一個前の段落では傍線部の段落の内容と反対になる文だったから、この傍線部のある段落の中に答えがある!」

みたいに、本文の内容と設問内容、文法事項を関連付けて、答案作成のプロセスを自分なりに考えていくことが、僕に考える国語との向き合い方です。

この方法は、言葉をある程度かみ砕いて説明すれば、小学生でも理解してくれますし、先ほどの説明は先日担当している小学校4年生の子がしてくれたものです。

このプロセスを考えていくことが、将来的に問題解決能力の向上につながると考えます。また、学生生活においても、他教科の学習においていい影響を及ぼします。(教科書の内容がわかりやすく解釈できるようになるなど)

このように、意外にも国語って奥が深いんです。そこが指導していて面白いと思うポイントです!

では実際にどうやって問題を解いていくのか。そのことについてはまた今度書いていこうと思います。(これからバイトなのです)

ではまた!!!!!!!!