リストラサラリーマンのような1日
床に落ちたストローの袋の切れ端が冷房の風によってそよそよと飛んでいった。
私はそれをなんとなく眺めつつ、「ぼーっとする」ということのやり方を思い出していた。
部署編成によって突然忙しくなってしまった仕事をこなしながら、パワハラ上司の相手をすること3ヶ月、あっという間に心が疲弊し突然会社に行けなくなってしまった。
いや、正確にはもう少し自分本位で、行かなくていいかもなという心の声を日々集めていて、行かなくていい理由が満タンになり月曜にパソコンをつけるのを辞めた。
その日から何