自分の気持ちを話せた日

私は昔から、自分の気持ちを家族以外に打ち明けることが苦手だった。

嫌なことは嫌と言えず、興味のない遊びでも、興味があるみたいな顔をして遊びに参加した。
何か嫌なことを言われれば明らかに嫌な顔ではあるが、言葉では受け入れるように話していたし、
嬉しいことでさえ、嬉しいでしょ、とドンピシャなことを言われるとううん、と言ってしまうややこしい子供だった。

成長過程である程度、嬉しいことも嫌なことも口に出せるようになったけど、
やっぱり何か重大なことは誰にも言えなかった。

でも、今日、初めて今の会社への不満をちゃんと上司に話した。
困っている、だから転職活動もしている、どうしたらいいかもうわからないと言うことを伝えると、
話してくれてよかった、といってくれた。

リモート環境で出会った上司なので会ったことはない。でも、ちゃんと何か対策を打ってくれようとしている。きちんと受け止めてくれる人がいれば、話して大丈夫ということを、頭ではわかっていても、
この歳になるまで実体験として知らなかった。
流され流されてしまう私を始めて自分の手で止められた気がした。
上司には感謝をしているし、こういう繋がりがあると会社のために働きたいと思える気がした。
感動してリモート面談後に泣いてしまった

私は今年、ちゃんと自分の意見を話していく目標を立てている。
少しずつ自分を大事にするやり方がわかってきて
実践できてとても嬉しい。

今日は、自分の意見を初めて話せた日