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自分の為だけに作るごはんって、実はすっごい贅沢

 「自分の為に作るごはんには気合が入らない」「誰かのために作るごはんのには優しい思いが詰まっている」ご飯づくりについてのアレコレ。果たしてそうかな?作る相手がいなくても、ごはんは作る。お腹は空くんだから。自分による自分の為の自分ごはんってむしろ最強。


 誰かを思って作るごはんも素敵。理想だけれど、それはこれから先のお楽しみ。シングルな人による、自分自身をそっと労いながら作るごはん。そんな風景もたまらなくいとおしい。いつもは誰かのために作っている人の、今日は自分のためだけごはん。これもまた贅沢時間。


 といってもご結婚されてる方は家族の分を多めに作ったり、結局完全にオフになれるわけではないけれど・・。ただ今日は自分の好きなものを作れるって決まるだけでも心が弾みません?


 自分の為に作るごはんって、もっともっと評価されてもいいと思う。決して悲しいことではない。自分のケアを自分でしっかり出来てるっていう事でもある訳で。もっと自分の為に作るごはんに自信もって欲しいです。


 大人になれば誰でもひとりごはんと上手く付き合わなくてはいけなくなる。ある時は自分を鼓舞するごはん、はたまた疲れた自分を癒すごはん、極めつけの傷ついた自分にそっと寄り添ってくれるごはん。ごはんも日々の大事なパートナー。自分で作る自分ごはんにも、きっと優しい香りが立ち込めている。


 今日も日本のどこかで数多のひとりごはん百景が繰り広がられています。一人でも寂しくない「いただきます」が日本の食卓にもっと広がればいいのに。

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