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 食べて読んで癒されて

 エッセイ本を読むのがとにかく大好きです。食べ物について書いた本、あとは料理について書かれた本、それから旅行エッセイなど。時々自分の生活にも取り入れられることが書いてあって、病みつきになります。


 ただ暗い気分になる話は苦手。読後感の良いさっぱりした本を求めて、本屋や図書館へ赴きます。タイトルでピンとくるものもあれば、中身を読んで「読みたい」と強く願うものも・・・。


 陽気な世界観であったり、ゆっくり時間が流れている。そんな匂いを感じられると、本に引き寄せられます。きっと心に余裕がないから、柔らかい文章を欲するのでしょうね。


 思えば穏やかに日々過ごせている時は、ハラハラする展開の小説読みたくなる。読んでる本が私自身のバロメーターになっているとは思いもしませんでした。


 旅で温泉やグルメを満喫しているエッセイ。こんな旅がしたい。でも思うように出来ない。忙しくて行けない時もあれば、お金がなくて行けない時も、きっと私は読書を通じて紙の上で一人旅をしていたのだ。


 知らない名産品を想像して味わい、未知の温泉にどっぷり浸かり、どこかの旅館で一息ついて。そうやって苦しい時期を乗り越えてきた。なにげないフレーズに癒されてじわっと来たり。

 
 思えばエッセイから多くの事を学びました。エッセイきっかけで料理やお菓子を作スタート。意外と出来るかもと一人悦に入ることも・・・。器に興味持ち始めたのもエッセイから。


 エッセイには多くの入り口が開かれている。まだ見ぬ景色を求めて、今度はどこの世界をのぞき見しようかな。


 追記 自分が読んだ後に他の人が同じ本でどんな感想を抱いたか調べるのも大好きなんです。ひとそれぞれ引っかかったところが違うのがまたいい。


 

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