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 ケーキが崩れた話について

 デパートからのクリスマスケーキが崩れていたニュースって、社会の縮図に見えました。一概に誰が悪いという事でもないように思えてしまう。ケーキを楽しみにしていたお子さんは気の毒だけれど・・・。


 原因の追究は出来なくはない。でもそれをやってしまうと、今度は自分た達にも跳ね返ってくるような形。諸刃の剣ですね。ケーキ作ってた会社も下請けのようで、配送していた会社だってどういう雇用関係だったのかも曖昧ではないでしょうか。きちんと保険に入っていたら、対応してくれると思う。デパートがそういう保険に入ってくれたら。今後そういう保険も流行るかもしれません。


 実はコロナ禍での宅配サービスも似たようなトラブルは多かったらしい。店と配送する人とユーザーと連携もどこまで取れているのか良くわからず。そもそもどういう仕組みになっているのか。注文してモヤっとした人も多いとか。


 どこが責任負うのかの押し付け合いになると、立場の弱いところにしわ寄せがいく。お互いしこりが残るので、何かいい解決法はないものか。配送トラブルを避けるために、近場の個人のケーキ屋さんにお願いする。そういうのもひとつの道かと。地域でお金を循環させ地域活性化にもなるので。


 どこかに一極集中せずに、負担を散らす方法も考えなくては。年末が近づくと、ケーキ以外でも物の行き来が活発になりますから。私が出来る事といえば、繁忙期を外して、ネットショッピングを利用するくらいでしょうか。


 今じゃなくても良いのなら、本当に必要な人にいきわたるようにあえて今は使わない。配送する人にも限りがある以上は、そちらの都合も斟酌せねば。当たり前に享受しているサービスって、全然当たり前じゃない。


 追記 ケーキ騒動はSDGSを考えるきっかけにもなりました。譲り合いの精神も時には必要。何か起きてからでないと、どこも動かないのが悲しい現実。そこはいつまで経っても変わらないのだろうか。


 


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