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対人関係がうまくいかない人

対人関係に敏感な人は多いです。
「相手の反応が気になってしまい気疲れする」
「信頼できないし、どうせわかってもらえない」
「わずらわしいから深く関わりたくない」など
関係性が表面的で深まりにくい人や
いつもぶつかり緊張関係に陥る人など
対人関係はパターンを持ちます。

対人関係パターンを支配しているのは
各々が持つ「愛着のカタチ」だと考えられています。

対人関係パターンは「愛着のカタチ」が作っている!

この「愛着のカタチ」は
その人の深い深い無意識の根っこの部分で
対人関係だけでなく
感情や判断、価値観や行動に
幅広く影響をもたらします。

安定した愛着のカタチを持っていると
対人関係は安定し
良好な関係を築いていきます。
対人関係とは
仕事の人間関係だけでなく
家庭生活や友人関係
親子関係にも及びます。

つまり、関係性の中で起こる
様々な出来事に対して

① いつも、どんな感情が大きく揺れやすいのか
② その時に、どんな判断をしがちなのか
③ その結果、どんな行動をとることが多いのか

という点で、パターンを持つということになります。

問題が起きた時によく見える「愛着のカタチ」

例えば、問題が起きた時に
安定した愛着のカタチを持っていると
この人はきっと助けになってくれる!と信じて
助けを求めることが出来、
その結果、本当に助けてもらえたり
慰めてもらうことが出来ます。

不安定な愛着のカタチだと
心の内を打ち明けたり
助けて欲しいと頼めなかったり
もっと気軽に甘えたり
関係性の距離を縮めることが出来ません。

それは、近づいても拒絶されるのではないか。
助けを求めても無視されるのではないか。
あるいは、相手をうんざりさせてしまうのではないか。
そうなったら嫌なので
肝心なことを言い出せずに
結果的に、助けを得られない関係に終始してしまうのです。

これは全て「愛着のカタチ」によって
支配されているものなのです。
愛着のカタチは、幼少期に
親との関係の中でカタチづくられるといいます。

自分がどのような愛着のカタチを持つのかを知ることは
今起きている問題の解決の糸口を手にすることでもあります。

ただ、幼少期につくられてしまった
生きにくい愛着のカタチは
永久保存ではないということ。
愛着は、どんな関係を学習したかという記憶のはなしなので
新しい学習を積み続けることで
安定した愛着へと変化させていくことが出来るということです。

愛着のカタチは作り変えられる!

愛着のカタチは作られたものです。
そのカタチが生きにくいものであれば
作り変えればいいのです。
それは、いくつになっても!です。

ただ、子どもを育てる方は
愛着のつくられ方は知っておく必要があります。
そして、どうすれば安定した愛着をつくってあげられるのか
愛着形成のスキルを磨く場が必要です。

これからは
「愛着形成のプロ」として親子と関わり
家族をしあわせに導いていける支援者
『家族支援マイスター』の養成に
集中していきたいと思います。

鶯千恭子(おうち きょうこ)

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