マガジンのカバー画像

人のつくられ方を科学する【性格・個性】

46
パーソナリティとは考え方や行動を特徴づける一貫した傾向のことで、ペルソナ(仮面)を語源に持ちます。生まれ持つ気質+後天的に作られた性格+能力の複合体と考えられることが多いです。あ…
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

愛着形成は補強し続けるもの

愛着形成の重要性は叫ばれているけれど どうやってつくればいいのか 一度作られたらつくり直し…

愛着形成のプロ育成への想い

私が「愛着形成のプロを育てたい!」 と願うのには、理由があります。 愛着は、生涯に渡り 人…

困ったさんのつくられ方

子ども時代に培われた「安心感の土台」は 大人になってからの人格の基礎に根付き 対人関係や社…

自分の思う通りにしたい人「自己愛性人格」

〜偏りを魅力に変える基礎講座「自己愛性パーソナリティー」〜 人と関わる仕事をしている人は…

感情の起伏が激しく不安定な人「境界性人格」

〜偏りを魅力に変える基礎講座「境界性パーソナリティー」〜 極悪人になるべくして、生まれて…

極端に怖がりな人「回避性人格」

〜偏りを魅力に変える基礎講座「回避性パーソナリティ」〜 遺伝的要因と環境要因がブレンドさ…

強い猜疑心と恨みを持つ人「妄想性人格」

人格の偏りは、幼少期の体験に根を張り、現れ方は生まれ持つ気質によって、様々な特徴を見せます。 例えば、いつも批判されて育った人がいたとしましょう。 その場合、常に警戒心を持ち、小さな危険を見逃さず、相手を攻撃することで対処する人もいれば、極端に人と距離を持ち、傷つかないように保身に走ることで対処する人もいるなど人それぞれです。 つまり、偏りとは、その人が生き延びるために身につけた<サバイバルスタイル>で、考え方や振る舞い方の癖として、すでに馴染んでいるものなのです。 この癖