学級閉鎖になりそう?📕対策は中身が大事!
学級閉鎖になりそう?
コロナが終息する気配もなく続く中,こんなに早い時期にインフルエンザが流行してしまいました。どんなに私たちを痛めつけるのでしょう。さらに世界に目を向けると,戦争などの人災,また地震などの天災で苦しんでいる人があまりにも多い。
私たちは,目の前の課題に全力で取り組むしかありません。職場でも家庭でも学校でも,それぞれの立場で,自分の役割を全うする…これがいかに難しいことか。日常を大切にすることほど,困難な仕事はありません。
ただ,気になっていることがあります。それは組織(集団)の中で,自ら責任を持たず,中途半端な仕事をしている人があまりにも多くいるということ。例えばコロナ対策。建物内の部屋の温度と湿度管理,そして給気・排気を含む換気。空気の流れの調整…。人が集まる場所なのに,未だに設備も整えていない場所がある。そのため,寒いにも関わらず窓を開けたり,ただマスクを強要するだけのお粗末な対策しかしないーーあとは思考停止。敵はコロナだけではありません。喘息持ち・過呼吸・熱中症・体温調節など,様々なことを考えて手を打たなければなりませんーーしかし誰もやらない。全国で死者が出てから,ようやくノロノロと動き出す。社長が悪い,文科省が悪い,役所が悪いと,責任転換して何が楽しいのか?
プールの水泳指導で子どもが亡くなってしまった事件が続きました。どちらの場合もインストラクターが複数いたようです。責める気持ちは私にはありません。ただ,たった一人でも「全ての子どもの命とインストラクターの行動の責任は自分が持つ」という人がいれば,誰も苦しまずに済んだでしょう。油断と言わざるを得ません。
私は職業上「先生」と言われる立場です。しかし講師同士で「◯◯先生」と呼び合うことを禁止してきました。勘違いするからです。本音を言うと,私個人としては,生徒にも先生と呼ばれたくありません。私たちは職人です。全員が「社長」の責任で,あらゆるところに目を向け,心を配りながら,全ての油断を排して,プロの仕事をしていきたいものです。