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【超危険】鼠蹊ヘルニア

我が子が産まれて3ヶ月くらいたった日、右の鼠蹊部に柔らかいシコリの様なものを見つけました。

そのシコリは、出たり消えたりを繰り返していたので特に気にしていませんでした。

危険な状態だと判明

別の用事で大学病院に行った際、ついでにその症状の動画を見てもらったところ、鼠蹊ヘルニアということが判明しました。

お医者さんから『今はまだ引っ込んだからいいが、次に出た時は即入院、即手術』ということを告げられ、一旦様子見になりました。

手術へ

その後、再発をし病院に連れて行き、幸い引っ込んだのですが、危険だということから手術が決まりました。

手術は2泊3日で母子共に入院。
その2日前に、病院で入院の説明や麻酔科の先生などからの説明を受け、当日に挑みました。

施術時間は30分ほど、麻酔から冷めるまで30分〜1時間ほどかかるので、目が覚めたら病室に戻ってきました。

手術費用は全部で8万円ほど(高額医療制度適用済み)。
高額医療制度は病院のほうで申請してくれました。
※高額医療制度は保険証があり、21,000円以上の支払いなら誰でも使用できます

そもそも鼠蹊ヘルニアとは?

鼠蹊部(股の両サイド)内は多少の隙間が空いており、なんらかの腹圧(泣いたり)がかかった際に、腸がその隙間から出てきて、それがシコリ状に見えます。
これを脱腸ともいい、触ると柔らかくグニュグニュします。

この症状は赤ちゃんだけではなく、大人でも発症する場合もあり、男性の方が多く見られます。

嵌頓(かんとん)ヘルニア

最悪なのが、そなまま放置していると隙間に完全に入り込み戻らなくなり固くなって激痛を伴い、泣き止まなくなり、嘔吐や顔面が蒼白になります。
最終的にはお腹が黒くなっていきます

これを嵌頓ヘルニアといい、そのままにしておくと腸が壊死し、精巣も壊死する可能性がありますのですぐに救急車を呼び緊急手術となります。

気づいたら即病院へ

鼠蹊ヘルニアは珍しいものではないですが、とても危険ですので気づいたら早めに対応をしてください。
一度脱腸したら高確率で元に戻りません。

うちの子は東京の大学病院で手術をしてもらい、たまたま世界でも有名な小児外科の先生に見てもらったことで、症状に気づき手術も上手くいきました。

もし少しでも不安でしたら一度病院の先生へ見てもらうことをおすすめします。

もう少し詳しく書いてあるサイトがあったので、拝見してみてください。

何か質問がありましたらコメント欄からお願いします。


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