3月30日の話。
有名人の訃報のニュースに触れるとき、何と言うか、いつも距離感を感じる。どんなに有名で、TVでいつも見るような人でも、そうか、としかならない。亡くなったという、その事実だけが頭に残って、そこに感情が生まれない。
志村けんが亡くなった。好きか嫌いかで聞かれたら、もちろん好きって答えるよ。小学生の頃は、年2回(確か正月と夏に放送してた)あったバカ殿は毎回VHSに録画して何度も何度も見たし、毎週天才!志村どうぶつ園は欠かさず見てた。でも、やっぱり実感も感情もない。
主演作が待っていたらしい。それを聞くと、残念だ、もう決して観れないのか、なんて思う。でも彼が元気になって、それが公開されたとしても、きっと観に行かないだろう。今じゃもう、彼の作品を観ていないから。樹木希林が亡くなったときもそうだった。別に何も変わらなかった。
普段、何でそこまで言えるんだ?ってぐらいひっでえことを言いまくってるSNSが、この日は故人に想いを馳せる場所になっていた。彼らはこの件で何かが変わったのかな。
だから、もしかしたら自分が気づいていないだけで、僕もこの件で何かが変わったかもしれない。何かは変わっているかもしれない。
でもこっちからはそっちを見ることができない。vice versa.
もし見えたらどう映るだろうな。醜くなったか、優しくなってるか。vice versa.
なーんて、志村さんが亡くなって思いました!おーしまい!
p.s. 新年度が、新生活が始まりましたね。今日はこの曲。
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