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お菓子は暴力

お菓子、甘味は罪悪感の湧きやすい食べ物だ。一方、上手くいけばハイにさせてくれる。シュガーハイというやつかもしれない。躁鬱の乱高下。

私は過食防止の為家にお菓子を置かない、一度食べたものは一定期間食べない等というルールに縛られたままの生活(と呼ぶにはあまり人権が無いが)を送っている。言うまでもなく発端は拒食症だ。酷い状態からはある程度抜けたものの時々爆発したり、太ももの太さで1日の気分ががらりと変わることもある。本気で発狂しかけたり、カロリミットOD(?)したりとまだまだ、現在進行形。

家に菓子は置かない、はずなのに、例の某六つ子アニメというかおそ松さんの、六つ子それぞれのイメージカラーと合致する飴を見つけた時、私はオートマチックに籠に入れ、チョロ松色(りんご)とカラ松色(サイダー)は既に口に入れた。たかが飴一粒(約15kcal)に戦慄することもあれば、シュガー摂取を許可した日には、結構…いやかなり食べる。


お菓子、というか食べ物は暴力だ。拒食や過食といった食行動の異様さで自分を殴りにかかることもあれば、他者から攻撃されることもある。そしてこのノートの画像も、視覚的暴力になり得る。


愚痴のオンパレード始まる。

高校では同級生(しかし私は留年したのでひとつ下)からポッキーを繰り返し繰り返しすすめられ、大学に入ってから知り合った知り合い以上友達未満の人はどうも、菓子やアイスを食べさせたかったらしい。入院中は摂食障害の患者から6回は断ったのに押し付けられ辟易した。これも手伝ってか私は翌日逃げるように退院した。事情があり、一人で帰らなければならなかった私は「もうタクシーで帰るんで大丈夫です」と(自分に酔いながら)吐き捨て、帰った。私みたいなのは多少なりとも自己陶酔しないと本当に(精神が)死ぬので…。


私は背徳感のある食べ方ばかりしている。ごく最近、チューイングもしてしまった。私には自分を責める趣味はないが、さすがに良心が咎めるというか、どうしようもない罪悪感が湧き上がった。

このさくらフラペチーノは3口までと決め、結局スタバに置いてあるあのスプーンに多め4匙を飲んだというか食べた。スタバでは色々SAN値にチェック入るような出来事続出済みなので、一時は「もうスタバには行かない!」と豪語したものだが、結局行ってる。極甘フラペチーノは、お菓子のカテゴリーということで。


ブルーのサイダー、これのパッケージの言葉は”幸運” 幸運…ハピネス…欲しい。


ウルトラキュートに書けた十四松。


そして現在、風邪を引き(1年に1度くらいしか引かないのに)悪寒と身の置き所のない怠さが呪いのように押し寄せているので薬を規定内で大出血サービスして早々に意識を失くしたい。


#お菓子 #おそ松さん #エッセイ

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