アスペルガーの悩み

こんにちは、おうりぃです。
先ほど新記事にも書きましたが今年は自身を見つめつつ前進する年と決めました。
そして、今年最初の記事
テーマは【アスペルガーの悩み】です。
ほぼ自身の経験というか特性の話にもなるので個人差はあると思います。
ただ、あるある~と思ってもらえたらうれしいです。

さて、悩み多き発達障害の私ですが一番の悩みは
見え難いコミュニケーション能力の欠如です。
私はぱっと見ならコミュ障に見えないといわれるのですがしっかりアスペ持ちなのでバリバリコミュニケーションが取れません。
そこでなぜアスペルガー持ちはコミュニケーションが取れないのか考えてみました。

そもそも人の気持ちは視えないものである

大前提として人の気持ちは視えません。
教えてもらわないとテレパシーが使えない限りは無理なんです。
ではなぜ健常の人は他人の気持ちを考えられるかというと
・察することができる
・自身の立場に置き換えることで、暗黙の了解がわかる
・そもそも藪蛇をしない(他人の地雷を踏まない)

上記3つだと私は考えました。
まず健常者の人は察する能力に長けています。
そして社会の大半が健常者であるため彼らの常識が暗黙の了解となっている。
最後にそもそも他人との距離感が適切なので地雷を踏むことなく安全圏にいる。
ということだと私は気が付きました。
この3つは発達障害の人の苦手分野です。
健常者と脳の発達が違うからこそ障害認定されているわけで、彼らの常識はわかりません。
失敗をしてやっと、「あ、ダメなことなんだ」と気づけます。
だからこそ察知できないし、人の気持ちを理解できない(人の立場になって物事を考えられない)からこそ常識や暗黙の了解がわからない。
その人との会話に関心がないから地雷を踏む。
ただし全部に言えることは悪気はないんです。

簡単に例えるなら文化の違う外国の人と接しているようなものです。
こちらではマナーとして常識でもあちらでは非常識だったりします。
そんなものだろうな、と思いました。

まとめると視えないからこそ察せない発達は辛いということですね。

対処方法は?

だがしかし、察せないから許されるという世界ではないのがこの世の中。
確かにわからないから仕方ないとしても、許されることではないというのはわかります。
特性のある人は対処していかなければいけません。
よく発達持ちの人はHSPが多いともいいます。
なので繊細で、過敏な生き物ではあります。
イメージするなら映画とか音楽とかに感情移入する感じですね。
それは割と得意な人が多いのではないでしょうか?
同様に、世界を一つの作品と考えることができれば攻略できるのではないかと私は考えました。

・自分が相手と同じ役を演じたらどんな気持ちか
・何を言われたら傷つくのか
・本当は何をされたいのか

すべて立場を役だと考えるとイメージできるのではないでしょうか?
それで特性が抑えられたら苦労しませんが、多少人の気持ちを理解できるのではないかと思います。

ちなみに私は私のような人間がそばにいたら面倒だな、嫌われるだろうなと思っています。
うるさいし、空気読めないし、気分屋だし……。
なので少しずつ人の立場、役になりきり自身を見返し直していこうと思いました。
自分の理想の自分になることこそ、人生を明るくするのではないか。
罪悪感から解放されたらそれこそ息がしやすいのではないか、そう思います。


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