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深呼吸する曲♪ハナレグミ/ハンキーパンキー

魂で歌う人。

ハナレグミの永積タカシさん。
知人からCDを借りて好きになり。

声を初めて生で聴いた時は
胸にびりびり響くようだった。

2005年9月、
花小金井公園でのフリーライブは
台風が接近しながらも、なんとか持ちこたえて。

公園に広がる歌声。しゃぼん玉。
空気が震えて喜んでいるみたい。

ライブが終わった途端
雨がざあっと降り出して、
ああ音楽の力ってすごいな
願いが空に届いたんだなと思った。



朗らかで明るい曲も勿論だけど
話すように歌う曲も好き。

肩を並べて、隣で一緒に
空を見ているみたいだから。


ハナレグミ/ハンキーパンキー
2004年アルバム「日々のあわ」より

どこまでやれるかなんて
無限にうかぶままの回答
きたるべき日々を
余すことなく見据えたいんだ
僕のための日々のあわ




考えすぎて、気にしすぎる私に
きもちわるいと呟く自分がいる。

変わることを拒むのでなく
変われたことをほめたいんだ
傷を嘆くよりも
出会えたことを歌いたいんだ
君のための日々のあわ




臆病で、ちっぽけな私に
いいんだよって言ってくれる。

ハンキーパンキー遊ぼうよ
答えは一つだけじゃないんだよ
ハンキーパンキー楽しいと
素直に言えるほうが素敵だよ

作詞・作曲 永積崇





(ちなみにハンキーパンキーとは
 色っぽい戯れ、のような俗語だそうですが
 永積さんは、語感がいいからと
 何かの折に仰っており←曖昧です
 断定せず委ねてくださってます)



* * *


小さい頃、母親に叱られ
家に入れてもらえず泣き続け、
涙をためて見上げた門灯が
虹色にぼやけて綺麗だった。

涙の虹を見たのは
その1回きり。

楽しいとか
泣きたいって思うことは
虹みたいなもの。

みんな綺麗で、愛おしい。


ゆっくり吸って、
ちゃんと吐いて。

日々のあわを、漂って。