物憂げな6月

「物憂げな6月の雨に打たれて」(Mr.Children「innocent world」より)

そんな6月も終わった。ただ、心の霧は晴れない。決して何か辛いことがあったとかではないのだけれど。

「どう生きるべきか」これに悩んでいる。極端な話、高校進学・大学進学は自分の偏差値を高くすれば良かった。(もちろん一概には言えないが)しかし、就職ではそうは行かない。大企業に入ることが正解とは言いきれないのだ。

じゃあやりたいことをやればいいじゃん、そう思うこともある。ただ、それも単純な話ではない。当然、「やりたいこと」と「得意なこと」が同じとは限らない。もっと言うと、「やりたいこと」と「稼げること」が違っていることも少なくない。

んで、そもそも「やりたいこと」って何だったっけ。

自分はいわゆる器用貧乏なんだろうと思っている。色々と出来ることはあるけど、どこかどれも中途半端。自分の得意分野で飯が食えるか?と言われるとそのレベルには達していない。動画編集、デザイン、ギター・・・。まして、大学生活をぼーっと過ごしてきた自分には「ガクチカ」もない。それゆえ余計に自信を失ってしまっている。

そこで今考えている進路は主にこの3つだ。「①普通に就職活動して、新卒で就職する」「②休学して公認会計士の資格を取る」「③大学院に進学する」

まあこんな感じ。やりたいこともないし院進、ってのは理系(特に工学系?)にはよくある話だろうが、文系ではあまり聞いたことがない。やはり3年のこの時期には就活を始めるのがスタンダードなのだろう。しかし、やりたいことがなければそうもいかない。せめて、留学にでも興味があれば1年や2年、海外にでも行ってみようと思うのだけれど。留学に行けるほどの語学力があるかと言われると微妙だし、そもそも留学で何を学ぶの?って思ってしまう。日本では買えないコンバースのチャックテイラーだけを持って帰ってくることにならないか?

そんなこんなで迷っている。まあトロッコ問題ではないが、やはり手を加えないのが1番楽なのだろう、とは薄々分かっている。それで言うとこのまま休学はしないのが1番楽。そして普通に就職活動をするのが1番楽。ただ、それに納得がいっていない部分があるからこそ悩んでいるのだろう。

そして、自分の年齢。もう21な訳で。それこそ、Vaundyは22歳で紅白歌合戦に出場しているし、BiSHのアユニ・Dだって22歳で紅白歌合戦に出場している。まして、広瀬すずは17歳で「17歳のすずぼん」を出している。高校球児だってもう3つ以上歳が離れているし、高橋宏斗なんて20歳で侍ジャパンとして世界一になっている訳で。ジャイアンツの浅野翔吾が年下なのは流石にまだ認めてないからな。

まあ本題から逸れたが、自分って何?って話。
こんな思いを抱えているという記録。どんな選択をするのか、自分でもある意味楽しみだったりする。


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