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泳ぐ

以前書いたnoteの記事を消し、名前やIDなどを一掃しました。

飲食業に8年ほど携わり、飲食にまつわる様々なことが好きで、自分なりに頑張りながら勉強をしたり働いたりを続けていましたが、少し前に、少しずつ壊れていた心やその心での生活に、限界が来てしまいました。

駅のホームで電車が到着する時、踏切で電車を待つ時、ビルの高層階から下を眺める時、ふわっと自分の人生を終えるという選択肢に飛び込んだ私が、1日に何度も幻覚のように見える日々が続きました。

過呼吸や嘔吐をする頻度が増え、頭の回転が遅くなっていき、生きること働くことへのモチベーションがどんどん下がっていきました。パニックになった状態での自傷も始まりました。酷い過呼吸の後の朦朧状態では、旦那さんが胸を押したり呼吸のお手本を大袈裟にしてくれるまで、意識も無く呼吸も出来ないという危険な時もありました。

私の状態を見かねた旦那さんが、何も頑張らなくていいよ、ゆっくりしていていいよと言いながら面倒を見てくれるので、現在は2週間に1回の通院とカウンセリングに通いながら、少しずつ重くなる頭と体で本当にだらしない生活を送っています。

うつ病、パニック障害、PTSD。

治るって何だろう。良くなるって何だろう。そもそも治すのではなく、変わらないと、生きることを続けたい私が存在しないなあ。こんなに死にたい人を支えてくれる皆に申し訳ないなあ。ごめんなさい。

暗い気持ちで毎日過ごしていて、今後のことも分からないけれど、昨晩聴いたある音楽で突然、まだ生きていこうという気持ちになりました。音楽や舞台の力を感じ、音楽が好きだということを思い出し、下手なピアノや歌を、朝まで練習しました。疲れて眠って、起きたら全てが良い方向になっていて再始動出来るかもしれない、なんて思いながら、睡眠薬無しで眠りました。

目覚めると、夜中に感じたようなポジティブな気持ちは無くなっていました。スマホに録音されていた私のピアノや歌は、聞くに堪えない不安定なものでした。

音楽は魔法ではない。簡単に芸術とか思うことは恥ずかしい。

魔法では無いからそのきっかけで全部上手くいく、なんてことは全く起きなかったけれど…。

それでも、今日はパソコンを久しぶりに開くことが出来たし、洗濯が出来たし、美容室の予約も出来た。これは大きな進歩。

明日のことは分からないけれど、今日はこれから洗濯物を畳みます。

時々、私の暮らしをこうやって書いていこうと思います。